キレやすい、イライラしやすいのは
ストレスが原因とか言っていないですか?
もし、キレやすい、イライラしやすいと感じたのなら
それは人間らしい生活から遠ざかっていることが原因かもしれません。
すぐに、人間らしい生活を取り戻しましょう。
刺激を受けときに動物がとる反応は、基本的に「闘争 or 逃走」です。
人間も動物ですから、人間らしくない生活をしていると、
動物的な反応をすることが増えるようになってしまいます。
動物的な反応とは、
- 何か気に入らないことがあるとすぐにキレてしまう
- 些細なことにもイライラしてしまう
- 嫌・怖いと思ったらすぐに逃げてしまう
といったようなことです。
では、どんな生活が私たちを人間らしさから遠のかせるのでしょうか?
例えば、こんなときです。
- 寝不足のとき
- 寝ているけど熟睡感がないとき
- お菓子をごはんの代わりにしているとき
- パンとかラーメンとか簡単に食べられるものばかりですませているとき
- ずっとパソコンの前に座っていて極端に運動不足のとき
- ストレスを抱え込んで緊張状態が続いているとき
- 常にスマホを見ていて脳が過労状態のとき
これらは全て、“おでこのあたりの脳”がうまく働かなくなる生活です。
“おでこのあたりの脳”が発達しているのが、人間と他の動物との違いです。
それなのに、“おでこのあたりの脳”が働かなくなる生活をしてしまったとしたら…
他の動物と同じような、考え方や行動になってしまうのです。
だから、
もし、キレやすい、イライラしやすいと感じたときは、
すぐに、人間らしい生活を取り戻すことをお勧めします。
人間らしくあるために働く脳
脳は場所によって、それぞれ大切な役割を担っています。
その中でも人間らしくあるために働いているのは、“おでこのあたりの脳”。
”おでこのあたりの脳”が、理性的に考える役割を担っています。
だから、ここが普通に働いているときは、考えて行動することができます。
そのほかにも、”おでこのあたりの脳”は、3つの大きな役割も担っています。
1.嫌なことであっても、やらなくてはいけないことをやろうとするために働く
2.誘惑に負けずにやるべきことに向かって行くときに働く
3.望みや目標を記憶しておく
ここまでをまとめると、
“おでこのあたりの脳”が働くことで、
望みや目標に向かってやるべきことを理性的に考えているということです。
ラベリングが動物的な反応を止める
理性的に考えるというのは、
起こっていることやそこで感じている感覚が何なのかを冷静に考えるということです。
例えば、
「前から歩いてきた人の肩がぶつかった」
(不快)・・⇒「ムカつくー」
これだと、我慢する(逃げる)か、怒りをぶつける(闘う)になります。
これが、動物的な反応の典型例です。
理性的に考えるとどうなるのか。
「前から歩いてきた人の肩がぶつかった」
(不快)・・⇒この不快を分類して仕分けするためにラベルを貼ってみます。
この感覚は怒りだなとかって感じです。
自分の感覚を客観的に見ることができている。
この時点で理性的に考えることができているということです。
まとめ
客観的であれば、かなり冷静になっているはずです。
だから、感情が爆発するなんてことも起こりにくい。
つまり、
感情を客観的に見ることができれば、感情をコントロールできてしまうということなのです。
「この感覚は怒りの感情だ!」ラベリングできるのは、
客観的に物事を見てそれを理性的に考えることができるからです。
だから、怒りならコントロールできるようになるのです。
怒り以外の不安や悲しさも同じようにラベリングすることができれば、
コントロールできるようになるはずです。
人間らしい生活をしながら、自分の感情と上手に付き合って、
たのしい生活をすごしていきましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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