「やる気が起きない」そんなとき、どうしていますか?
- 気分転換をする
- そのまま放っておく
- 励ます
- ご褒美を用意する
このように、やる気が起きないときの対処法は人によって様々です。
しかし、対処法を誤ると、何も手につかず、ただ時間だけが過ぎていく。
「なんもやる気が起きない」という袋小路に迷い込んでしまいます。
「やる気が起きない」こんな気分になることは、誰にでもあることです。
ただ、「なんもやる気が起きない」というのは、できれば避けたい気分です。
そこで、今回は、「やる気が起きない」から「なんもやる気が起きない」へ気分が移り変わるのを防ぐ、対処のコツをご紹介します。
やる気を高める対処のコツ
やる気は気分です
- 仕事や家事、人間関係などで心身に疲れが溜まっている
- 睡眠不足や運動不足、偏食などで心身の修復ができていない
こんな状態が続いていると、前向きな気分より、後ろ向きな気分が強くなってしまいます。
深呼吸して、首を回し、手の平を空に向け大きく伸びをして、気分を切り替えて、心と体が喜ぶ生活を心がけていきましょう。
何のために何をするかを決める
漠然と「何かをしなきゃ」と思っている時は、焦りや不安が心を占領します。
「何のために何をする」これを決めると、やる気に火が付きます。
頑張るレベルを下げる
「やりたい」と思うレベルが高すぎて、現実的に「できる」レベルが追い付かない。
こんな状態は、やる気を失わせてしまいます。
「何をする」のレベルを「ちょっとがんばればできる」というレベルに設定するようにしましょう。
自己効力感を高める
すごい難しくても「これはできる」と思えるときがあります。
ちょっと難しいだけでも「これはムリ」と思うときがあります。
このように「自分のできる力」をどう思っているかを自己効力感と言います。
自己効力感は、簡単に高めることができます。
その方法は、「できている人を見る」です。
「あの人にできるなら、自分にもできるんじゃない?!」
こう思えたときが、自己効力感の高まった瞬間です。
やる気を奪う考え方
好き嫌いで考える
やる気は、好き嫌いに左右されてしまいます。
これは、人間だけでなく全ての動物に備わっている感覚です。
しかし、私たち人間がほかの動物と違うのは、「今、何を基準に考えたらいいかを」理性的に判断できる脳を持っていることです。
もしも、「嫌い」だから「やる気が起きない」となっているときは、理性的な判断ができなくなっているかもしれません。
「やる気は気分」のところでお伝えした、気分を切り替える方法を試してみましょう。
「正しいこと」だけをやる
社会生活をしていると、いろんなところにルールがあります。
ルール違反になることは、やる気が湧いたところでやってはいけないことです。
しかし、この考えが強くなると、
- 失敗する可能性のあるものには手を出さない
- 必ず成功することだけをやる
- 常に正しくいようとして息苦しくなる
ということが起こってしまいます。
白か黒で判断できることばかりではありません。
頑張るレベルを下げて、灰色も許容する心の余裕を持てるようにしておきましょう。
まとめ
やる気が起きないことを責めてみても、やる気は高まってはくれません。
「なんもやる気が起きない」の袋小路に迷い込む前に、「やる気が起きない」ときの対処法のレパートリーを増やしておきましょう。
1人で取り組むのが難しいと感じるときは、身近な誰かの助けを借りてみるのも効果的です。
もし、身近に相談できる人がいない、相談したけどあまり…というようなときには、何かお手伝いできることがあるかもしれません。私にメッセージを送ってください。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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