あなたは、チャレンジをする人ですか?
それとも、安定を求める人ですか?
どちらのタイプであっても、ストレスは避けられません。
しかし、ストレスに対処する方法は、人によって違います。
この記事では、チャレンジ志向と安定志向の違いを解説し、
ストレスに強くなる秘訣をお伝えします。
まず、チャレンジ志向と安定志向の違いを見てみましょう。
チャレンジ志向は変化を望むからストレスが生まれる
チャレンジ志向とは
「今までの枠を突き抜けて、違う世界に飛び出す」ことに
こころの向きを合わせることです。
だから、
チャレンジ志向の人は、新しいことに挑戦することに喜びを感じます。
例えば
- 資格取得にチャレンジする
- ダイエットにチャレンジする
- 早起きにチャレンジする
- …
このようなチャレンジを通して、変化することにも喜びを感じます。
でも、新しいことへのチャレンジには
「はじめてやること」
「不慣れなこと」
「思ったよりも大変なこと」
こういったストレスと感じることがついてきます。
このようなときでも、
そのストレスを乗り越えることをチャレンジと考え
ストレスに立ち向かっていこうとするのが
チャレンジ志向の人の特徴です。
安定志向は変化を嫌うからストレスが生まれる
安定志向とは、
「波風がたたない、落ち着いた状態」に
こころの向きを合わせることです。
言い換えると、
「いつもと同じ、変化がない状態を求める」
心理状態にあることです。
だから、安定志向にあるときは、
・ 変化することで不安を感じやすくなります。
・ そのため、変化を避けようとしてしまいます。
そして、
- 知らない人がいるところを嫌う
- 新しいことを始めることを嫌う
- いつもと違うことをするのを嫌う
- …
このような心理状態に陥りやすくなります。
でも、日々の生活の中には
・予期せぬ出来事が起こる
・自分のコントロールできないことがある
・周りから変化することを求められる
こういったことが潜んでいます。
その中で「いつもと同じ、変化がない」状態を求め
いつもと違う、変化することを嫌っていたら、
ストレスを感じやすくなってしまいます。
このような状態にあるのが安定志向の特徴です。
ストレスに強くなる秘訣は「変化する勇気!」
ストレスに感じる中身は違っても
誰もがストレスを持ってしまいます。
そして、
ストレスを持つことを避けることはできません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
実は、人には持って生まれた才能があります。
その中に
「折れることなく立ち直れるしなやかな力」があります。
専門的な言葉でこの力のことを「レジリエンス」といいます。
レジリエンスとは、困難なことにも立ち向かい、うまくいかなくても折れることなく立ち直ることができるしなやかな力のことです。
この力をたくさん使っているのが、「赤ちゃん」です。
「赤ちゃん」は、どれだけうまくいかなくてもくじけることなく、できるまでやり続けます。
そして、今までの枠を突き抜けて、違う世界に飛び出していきます。
「赤ちゃん」がこの力を持っているということは、全ての人が持っている力ということです。
レジリエンスという才能が眠っていませんか?
レジリエンスが無いと感じても大丈夫です。
持っている才能は無くなりません。
その力が無いと感じるのは、才能が眠ってしまっているだけです。
その力を目覚めさせる方法は、「赤ちゃん」を見習ってみる。
つまり、どれだけうまくいかなくても、できるまでやり続けてみることです。
とはいっても、やり続ける気力が続くことばかりではありません。
でも、「自分はやり続ける力を持っている」と
自分の力を信じることは、きっとできるはずです。
こんな話があります。
ケンタッキーフライドチキンの創業者で有名なカーネルサンダースは、ケンタッキーフライドチキンを売ってくれる店探すために2年間で1009軒に断られ、1010軒目で採用された。
ディズニーは、ディズニーランドを作るために事業資金の出資を302回断られた。
赤ちゃん・カーネルサンダース・ディズニーに共通するのは、
うまくいくまで続ければ失敗はないということです。
自分の力を信じ変化する勇気を持って、
ストレスに強くなっていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
- チャレンジ志向の人は変化を望むからストレスが生まれる
- 安定志向の人は変化を嫌うからストレスが生まれる
- どれだけうまくいかなくても、できるまでやり続けてみる力は誰もが持っている才能
変化を嫌う安定志向で息苦しく感じてきたら、
自分の力を信じて、いつもよりちょっとだけ勇気を出してみることをお勧めします。
この記事が、もっと素敵な明日に向かうことに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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