なんかモヤモヤした気持ちが続いていて
・今まで楽しくやってきた仕事や趣味がつまらなく感じる
・人と話すのが億劫で、一人でいたいと思う
・何もやる気が起きず、ゴロゴロしていることが増えた
・将来に対してなんとなく不安や恐怖を感じる
・なんか居心地が悪くて、気持ちが不安定。
もしかしたら「うつ」なのかな・・・
そんな気持ちになってしまうことはありませんか?
もしそうだとしても、
「うつ」だと決めてしまうのはちょっと待ってください。
なぜなら、あなたが
「ステージチェンジ」という
大きな変化の最中にいるかもしれないからです。
人生のステージチェンジとは
今までの生活になんとなく居心地が悪くなって、
モヤモヤした気持ちが大きくなって、
「うつ」なのかな…と感じている人が、
実はステージチェンジの最中だったということは珍しくありません。
では、ステージチェンジとは何なのでしょうか?
人生のステージチェンジとは、
「認知・考え・行動」の枠が変わり「幸せと感じること」が変わることです。
人生にはさまざまなステージがあります。
例えば、社会人のステージ変化には
学生ステージ、新社会人ステージ、中堅ステージ、ベテランステージ、などがあります。
それぞれのステージでは、役割や目標が異なります。
やれること、できることも異なります。
役割や目標、できることが異なるのですから、
満足を感じることや幸せだと感じることも異なっています。
そのため、
ステージの変化に合わせて、
今までの自分を変革させる必要がでてくるのです。
ただ、ここでひとつ大きな問題があります。
それは、自分が望む、望まないに関係なく
いつの間にかステージが変化してしまうことが多いのです。
新しいステージに立ったばかりのときは、
新しい満足感や幸せを探すことに力を注ぐタイミングです。
でも、新しいステージに立ったという認識がなければ
・満足できないことが増えた
・幸せを感じることが減った
このように感じることが増え、
気分の落ち込みを感じることが増えた。
もしかしたら「うつ」かも…と、
思うようになってしまうのです。
ステージチェンジの最中は不安定になる
ステージチェンジは、
自分を変革させて新たな自分になるタイミングです。
だから、
ステージチェンジを重ねるほど、人生は豊かになっていきます。
ただ、ステージチェンジは、
今までの自分のあたりまえ(常識・価値観など)を
新たな自分に合わせ変化させる必要にも迫られてしまいます。
なぜなら、
自分のあたりまえ(常識・価値観など)が、
「認知・考え・行動」の枠を作っているからです。
でも、新たな自分像もわかっていないのに、
その自分に合わせたあたりまえ(常識・価値観など)を
簡単に作れるはずはありません。
そのため、ステージチェンジの最中は
「認知・考え・行動」の枠が曖昧になりやく
心が不安定であるような感覚になってしまうのです。
ステージチェンジは避けられない
ステージチェンジは、誰でも経験することです。
特に、向上心や成長心の強い人ほど、
ステージチェンジを経験しやすくなります。
それは、今のステージに満足せず、
より高いステージに挑戦したいと思うことが多いからです。
ただ、
・現状で満足しているタイミングや
・変化を望んでいないタイミングでも
ステージチェンジはやってきます。
そのタイミングを予測して準備する
という方法もあるかもしれません。
でも、
そのときになってみなければわからない
ということもたくさんあります。
「わからないこと」を「わからないまま」にするのは
不安や怖さを生み出します。
だからといって、
不安や怖さを消す方法を考える必要はありません。
なぜなら
未来を考えることのできる人にしか
不安や怖さは生まれないからです。
未来を考える力がネガティブに働くと
不安や怖さになります。
未来を考える力がポジティブに働いていれば
希望や願望が湧いて来ているはずです。
不安や怖さの裏側には、必ず希望や願望が隠れているのです。
新しいステージで新しい自分をつくる
ステージチェンジが完了するまでの間は
・心が不安定になります
・不安を感じやすくなります
・気分が落ち込むことが増えます
・やる気が失せることもあります
・人間関係がうまくいかなかったりします
これらは、
新しいステージで新しい自分を作っている最中に起こる正常な反応です。
だから、もし上のような反応に気づいたら
新しいステージで新しい自分を作っている最中だと思ってみましょう。
そのうえで、
・今までうまくいっていたのに最近うまくいかなくなったことを書き出してみましょう
・どうすることを自分が望んでいるかを客観的に考えてみましょう
(客観的になれず感情的になる自分を感じたら、誰かに話を聞いてもらいましょう)
最後に、
変化するのは自分です。
だから、変化する自信がないときは
その場でとどまることも、
階段を降りて元のステージに戻ることを選択することもできます。
自分の考える幸せに合わせて選択してみましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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