自信がありすぎて自分を苦しめてしまうことはありませんか?
自分の力を信じている人には自由の道が開かれます。
自由とは、「人生を自由に選択して自由に行動する権利」のこと。
自由な人生を送るためにも、
「自分にはできる」という自信は、無いよりもあった方がいい。
でも、「自分にはできる」という自信が強すぎて、辛くなってしまうこともあるのです。
コントロールするものの幅が広がる
自分の望む結果は、自分のことだけとは限りません。
みんなと共同で何かを成し遂げるというのも、自分の望む結果になったりします。
「みんなと共同で」なので、
自分とみんながどう行動したら望む結果を手にすることができるだろうかと考えます。
このときに、コントロールするものの幅が「自分だけ」から「自分とみんな」まで一気に広がります。
みんなをコントロールするのは難しいと考えます。
自分のことをコントロールできる自信のある人は
みんなをコントロールすることができるかもと考えます。
そして、みんなに望む結果を手に入れるための行動を促します。
これが、みんなを動かすリーダーシップにつながるのです。
コントロールできるという感覚が高まるとき
身のまわりで起ることは予測と説明が可能で、
身のまわりで起ることに対応するための方法やサポートは得られる確信がある
身のまわりで起ることは何でも知っているし何でもできるという感覚(万能感)の高まりが、
コントロールできるという感覚を高めます。
ベテランになればなるほど、コントロールできる感覚が高まるのは自然なことです。
コントロールできないことをコントロールしたくなる
「自分にはできる」という自信は、望ましい結果を手にするために、
限られた範囲の中(自分のことと自分の身のまわりのこと)のことをコントロールすることができるという自信です。
だから、「自分にはできる」という自信が高まるほど、
限られた範囲の中にあるものはコントロールできないものはないという万能感に近い自信につながっていきます。
万能感に近い自信は最強です。
どんなことがあっても対応できる、何があっても大丈夫という自信、
自分が望む結果は自分の力で手にすることができるという自信につながるからです。
でも、万能感に近い自信が厄介な存在になることもあるのです。
それは、自分の力が及ばないことをコントロールしたくなる時があるからです。
例えば、
- くじ引き 自分の力よりも運の影響力が強い
- ギャンブル 自分の力が及ばないからギャンブルは成立する
- 相手の都合 自分の力より相手の都合の方が優先される
- 相手の気持ち 相手が自分でコントロールするもの
そのほか 部下の行動、子どもの行動、夫の行動…
自分の力が及ばないことはコントロールできない
「自分にはできる」という自信が高いほど、
限られた範囲の中にあるものをコントロールできないことにショックを受けてしまうことがあります。
ただ、「自分にはできる」という自信が高い全ての人がショックを受けるわけではありません。
ショックを受けてしまう人とショックを上手に受け流す人の違いは、
自分の力が及ばないことを体感しているかどうかの違いです。
日頃から、意識的に海や山など自然の中で過ごすことをしている人たちは、
自分の身のまわりに「自然」が含まれるようになります。
自然の力や偉大さに比べたら、自分の力はとても小さなものです。
この体験のことを専門用語でAwe体験と言うそうです。
まとめ
自分の力が及ばないことは、自分の自信を奪っていくように感じるかもしれません。
でも、「自分にはできる」という自信をもった人が、
自分の力が及ばないことに出会うということは、
自分のステージが1つあがる瞬間だと考えることもできます。
限られた範囲の中にいることに慣れてしまうと、そこから飛び出すには勇気が必要になります。
勇気とは怖いけど前に進むこと。
勇気を持ってたのしい毎日を過ごしていきましょう。
編集後記
慣れないことや新しいことをすることになれば、ストレスを持つのは普通のこと。
でも、ストレスを持つことが普通ではないかのような報道やネット記事を毎日のように見かけるようになりました。
そんな中にいたら、ストレスを持つ自分も普通ではないのかもと思うことが増えてきてしまい、そこから抜け出すための記事を書きたいと思いこの記事を書きました。
でも、言いたいことの半分ぐらいしか文章にできなかったと思います。
はじめはこんな構想をしていました。
記事を書くたびに、頭の中の言葉を人に伝わる言葉にしていく難しさを痛感しています。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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