
やらなきゃいけないことがあるのに、
なぜか体が動かない。
・やる気が起きない
・やりたくない、やろうとしない
・めんどくさい
「この気分をなんとかする方法を教えて欲しい。」
カウンセリングの現場には、
このような相談がたくさん持ち込まれてきます。
こんなとき
- 気分に焦点をあてる
- やらなきゃいけないことに焦点をあてる
どちらが必要だと思いますか?
この記事では
「やる気が起きないときの効果的対処法」をお届けします。
やる気が起きないとき、人は何に焦点をあてているのか
気分が乗らないからできない。
やる気が出れば動ける。
そう考えているときは、
「気分をどうにかすること」に意識が向きます。
これは自然な反応です。
けれど、ほとんどの場合
気分は結果であって原因ではありません。
そのため、
気分だけに焦点をあてても、
状況が変わらないことがほとんどです。
「やる気が起きない」は多くの人が抱える悩み
やる気が起きない状態は、
特別な人に起こるものではありません。
真面目な人ほど、
「やらなきゃいけない」とわかっている分、
動けない自分を責めることが増えてしまいます。
そして、求めるレベルが高くなってしまいます。
自分では「そんなに真面目じゃない」と思っていても、
無意識のうちに、求めるレベルだけが高くなる。
そんな人は、自己評価を少し変えてみると
やる気に変化が起こるかもしれません。
やる気を下げている正体は「こだわり」と「求めるレベル」
私たちは、生活の中で
- これだけは、ゆずれない。
- ここだけは、こだわりたい。
そんなこだわりを、誰でもひとつやふたつ持っています。
好みと言ってしまえばそれまでですが、
例えば、
- ボールペンの書き心地
- 洋服のメーカー
- 本の並べ方
- 服のたたみ方
こうした小さなこだわりが、いくつも重なり合うことで、
「何にこだわっているのか」が、わかりにくくなることがあります。
一見ささいなことでも、
その人にとっては大切な感覚です。
そして、こだわっていることは、妥協しづらく、
中途半端な状態を、とても気持ち悪く感じます。
そのため、
求めるレベルが自然に高くなってしまいます。
求めるレベルが能力を超えると、やる気は止まる
能力に合わせてレベルが上がる場合
多くの場合、人は能力の成長に合わせて、
求めるレベルを少しずつ上げています。
この場合は、
「ちょっと頑張れば届きそう」という感覚があるため、
やる気の問題は起こりにくいものです。
誰かの要請や理想がレベルを引き上げる場合
しかし、
- 誰かの要請に応えなくてはならない
- ゆずれない理想がある
こうした状況では、
能力に関係なく「求めるレベル」だけが先に上がってしまいます。
そのため、
「求めるレベル」に能力を合わせていくことになります。
「どうすればいいかわからない」が生まれる瞬間
- 「求めるレベル」は、どこにある?
- 「どのような能力」を、どう使えばいい?
どちらの答えが欠けても、
「わからない」状態に陥ります。
- 誰かの要請に応えなくてはならない
- ゆずれない理想を叶えたい
それなのに、「どうすればいいかわからない」。
この状態で、気分にだけ焦点をあてても、
状況が大きく変わることは、ほとんどありません。
やる気が起きないときに本当に必要な視点
必要なのは、
今の気分をどうするかではなく、
- 現実的に、何をやろうとしているのか
- どのレベルを目指しているのか
「やらなきゃいけないこと」に、いったん焦点を戻すことです。
そして、現実的に「どうやるのか」を整理する。
遠回りに感じるかもしれませんが、
これこそが、気分を変えるいちばんの近道です。
まとめ
やる気が起きないのは、
怠けているからではありません。
ただ、
「求めるレベル」と「使う能力」の整理が、まだできていないだけ。
そこが見えたとき、
気分は、あとから自然についてきます。

あなたは、どんな一歩を踏み出しますか?
まずは、できることから1つずつ。
そんな一歩を踏み出すヒントになればうれしいです。
ご訪問ありがとうございました。
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