ちょっとだけ想像してみてください。
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と
先生とか親に聞いてみたら
・将来苦労しないため
・社会で生きていくために必要な最低限の知識を持つため
(社会というのは、自分の役割を持って生活する社会のこと。)
・みんなやっていることだから
こんな答えが返ってきたとします。
もし自分が、勉強しなくちゃいけない立場にいるとしたら
どんな気分になりますか?
「じゃぁ勉強しとこう!」という気が起きるでしょうか?
学びは変わってあげることができません。
学ぶ人のやる気次第でどうにでも変わってしまいます。
でも、
勉強に限らず、学びは人生を豊かにしてくれます。
だから、学ぶということは続けたいし、続けてほしい。
そんな思いを実現させる学ぶ意欲を呼び覚ます秘策をお届けします。
「学習」の意味
勉強とは学習することですが、学習にはこんな意味があります。
学習の「学」は、教えを学ぶ子からできた文字であり、日本語の「まなぶ」は「まねる」と同じ起源をもつ。
一方、「習」は、まだ飛べないヒナ(白)が繰り返し翼(羽)を羽ばたかせて飛べるようになることを意味している。
つまり、学習とは、単にわかるだけでなく、繰り返しの練習と試行錯誤を通じてできるようになることを意味している。
学習は土壌づくり
人の成長をサポートするのは、農作物を育てるのに似ています。
そのため、
畑の作物は、いきなり収穫できるわけではありません。
畑を耕して、種をまいて、水と肥料をやって、雑草を取りながら成長をサポートするのです。
このように表現されることがあります。
この表現に間違いはありません。
でも、大事なところが抜けているのです。
それは、土壌をつくることです。
土壌からしっかりとつくらなければ、いい作物を作ることはできません。
これから育てたいと思ったものを育てることができるように、土壌をつくる。
それが学習です。
可能性を追うと不安がついてくる
可能性を追い求めるのは、不確実なことを追い求めることです。
だから、可能性を追うと不安がついてきます。
そこで、
・可能性に向かって試行錯誤するのか
・不安を避けるために試行錯誤するのか
それによって、得られる結果が変わるのは想像がつくと思います。
不安を避けるには台本をつくるしかない
不安を避けるためには、全てを想定内にするしかありません。
それは、可能性を見ないようにすることでもあります。
でも、ちょっと想像してみてください。
・毎日の献立が全て決まっていて
・自分の1日の行動も全て決まっている
・周りの人の行動も言動も全て決まっている
こんな感じで全てが台本通りの生活に耐えられますか?
想定外に対処できるようになるのも学習
どんな自分にでもなれる可能性を秘めた土壌をつくる行為が「学習」です。
その中身は、想定外のことの方が多いかもしれません。
でも、想定外に対処する力をつけていくのも「学習」です。
学習の『学』は「まねる」が語源です。
「まねる」ができる人がいることで、
・学習できることが増えます
・学習の意欲も高まります
マネしたくないし、マネしてほしくない人から遠ざかることよりも
マネしたいし、マネしてほしい人と、つながるきっかけをつくってみる。
これがどんなテクニックより効果のある学習意欲を呼び覚ます秘策です。
視野を広くして、つながるきっかけを探してみましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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