
ネガティブな思考がぐるぐる…そんな経験はありませんか?
ネガティブな気分から抜け出したいのに、まるで底なし沼にはまったように抜け出せなくなってしまう…
誰もがこんな経験はしたくないはずです。
それなのにネガティブな思考が頭の中をグルグルしてしまうタイミングがあります。
例えば、
はじめはちょっとした不安だったのに、
不安が雪だるま式にどんどん大きくなって、
不安から抜け出せなくなってしまう。
一つの嫌なことが引き金になって、
過去の嫌な記憶が次から次に湧き出してきて、
嫌な気持ちから抜け出せなくなってしまう。
ちょっと納得いかないだけなのに
納得いかないことにこだわり続け
納得いかない気持ちから抜け出せなくなってしまう。
こんな時に効果的な方法は「気持ちを切り替えること」。
でも、これが、「言うは易く行うは難し」と言うのでしょう。
口で言うのは簡単だけど、実際に実行することは本当に難しい。
そこで、簡単に実行できる「気持ちの切り替え方」をこっそりとご紹介します。
気持ちの切り替えがうまくいかない人の特徴
私たちは、何か1点に集中して細かいを作業しているとき
- 背中を丸めて
- 自然と奥歯に力が入り
- 浅く静かな呼吸
こんな状態になります。
落ち込んでいるときや、悩みを抱えているときもこの状態に近づいていきます。
これが気持ちの切り替わらない大きな要因になります。
背中が丸まった姿勢は
個人差はありますが、
・ 奥歯をかみしめて、からだの緊張を強くする。
・ 呼吸が浅くなり、深い呼吸がしずらくなる。
など、緊張感をつくりだします。
緊張感が必要な作業をするときには良い姿勢なのですが、1点に集中してしまい気持ちを切り替えられなくなる姿勢でもあるのです。
切り替えがうまくできない人を見てみると、この姿勢でいる時間が長くなってしまっています。
自分の姿勢をちょっと振り返っておきましょう。
簡単にできる気持ちの切り替え方
ちょっと想像してみてください。
「ショートケーキを食べている最中にカレーを食べる」
たぶん、こんなことをする人はいないでしょう。
なぜなら、味が混ざってしまうから。
これと同じように、
何かを考えている最中に、別のことを考えようとしたら、考えが混ざってしまいます。
これでは、気持ちは切り替わりません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
食べ物の味が混ざらないようにするためには
口の中を空にして、口をゆすいだりして
直前に口に入っていた物の味をゼロにリセットします。
それと同じように、
気持ちを切り替えるには、頭の中を一度リセットする必要があります。
そのために、
気持ちがONになっている状態をOFFにするための行動をしてみます。
気持ちをOFFにする簡単な方法は、
・ 口を少し開けて
・ 上を見上げる
・ その姿勢で大きく息を吐く
これをして、あたまの中を一瞬だけ空っぽにしてみます。
不思議なことに、上を見上げると、ネガティブなことを思い浮かべるのが難しくなるのです。
これを癖にできれば、気持ちの切り替えがうまくなかった人でも「気持ちの切り替えができる人」に変身できるはずです。
ぜひ一度、試してみてください。

ちなみに、
スマホをいじっているときや、パソコンでキーボードを打っているときも、背中の丸まった姿勢になりやすいです。
ちょっとだけ、姿勢に意識をみけてみましょう。

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