頑張ってほしい相手に
「ムリしないでね」
なんて言ってないですか?
「ムリしないでね」では、頑張る気持ちも萎えてしまいます。
もし、頑張ってほしい相手がいるのなら、
こころの底から「頑張れ!」って言ってあげましょう。
ちょっと想像してみてください。
これから勝負する相手がいます。
その勝負に絶対勝ちたいけど、勝てる自信が無い。
そんなとき、相手に対してつぶやくこころの声はどちらですか。
A:「頑張って」
B:「頑張らないで、ムリしなくていいから」
Aと言いたいところだけど、Bではないでしょうか。
相手が頑張ってしまったら、自分が負けてしまうかもしれない。
だから、頑張らないでほしい。ムリしないでほしいと思ってしまう。
これが、一般的な考え方だと思います。
- マラソンのゴール間近でフラフラしていて倒れそう
- 危険な山登りに挑戦する
- 限界を超えたチャレンジをする
そんなときも、
頑張れと言ってあげたいけど、「ムリしないで!」が口から出てきます。
でも、
- スタートもしていないのに何が起こるか不安がっている
- 嫌なことにチャレンジするのが辛いと言っている
- 自分のリズムを変えるのがストレスと言っている
- 本当は一歩踏み出したいのに踏み出せないでいる
こんな相手にも「ムリしないでね」と言ってしまうことがあるのです。
本当は頑張ってしい。チャレンジしてほしい。
そんな気持ちとは裏腹に
頑張ってほしくないというニュアンスしか伝わらない。
それが「ムリしないでね」なのです。
だから、
もし、頑張ってほしい相手がいるのなら、
こころの底から「頑張れ!」って言ってあげましょう。
「頑張れ!」は禁句ではない
「頑張れ!」は
- 相手にプレッシャーを与える
- 相手を追い込んでしまう
- 相手に辛い思いをさせてしまう
だから、“「頑張れ!」は言わない方がいい”という考えがあります。
でも、本当に“「頑張れ!」は言わない方がいい”のでしょうか。
- 新しい何かにチャレンジするとき
- 目の前の障害を乗り越えるとき
- ステップアップしていくとき
- 病気を克服していくとき
- 後ろ向きな人生では無く前向きな人生を送ろうとするとき
こんなときは、頑張りが必要になります。
そんな人を応援するのに、「頑張れ!」と言ってはいけないのでしょうか。
相手の状況を全く考えない無責任な「頑張れ!」は良くありません。
でも、相手を応援したい気持ちがあるのなら「頑張れ!」と言っていいはずです。
頑張らない方が安心する
頑張れば何か変化が起こります。
その変化を怖がり、今のままで安心しようとしてしまうことがあります。
これは、
- 頑張ることができない人と、
- 頑張らせることができない人の
両方に起こることです。
頑張らないことで安心する。
この根本的な原因は「信じていない」からです。
- 頑張ることができない人は、「自分の力を信じていない」
- 頑張らせることができない人は「頑張る力があると信じていない」
「頑張る力があると信じてもらえない」こんなさみしいことはありません。
まわりから信じてもらえていないことを、自分だけが信じ続けることにも限界があります。
頑張れと言われるのは、プレッシャーになります。
だから、頑張れと言われなくなることで、安心します。
でも、頑張る力があると信じてもらえないことで、
自分の力を信じられなくなってしまうのです。
頑張る力があると信じるのは簡単なことではありません。
でも、信じようとする気持ちがこころの底からの「頑張れ!」になります。
何をどうがんばればいいかわからないときは、
何をどうがんばればいいかわからないなら、
一緒に考えようと言ってみればいいだけです。
頑張ってほしい人には
勇気を出してこころの底から頑張ってと言ってあげましょう
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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