新しい環境に、なんだか馴染むことができなくて、
- 今の環境では自分を理解してもらえない
- 前にいた環境なら自分らしくいられるのに
- 環境を変えればきっと自分も変われるはず
こんな気持ちが湧いてきて、苦しくてどうしたらいいかわからない。
こんな状態になったら、
どんな自分でキャラ立ちしたいのかを考えてみましょう。
(キャラ立ちとは、「どんなキャラクター(個性、性格)の自分だと他者に認識してもらうか」ということです。)
- あたらしい環境になじめない。
- でも、前にいた環境なら自分らしくいられる
ということは、
前にいた環境では、
“自分が自分に対して持っているキャラクターイメージ”と
“まわりが自分に対して持っているキャラクターイメージ”に
大きな違いが無かったはず。
だから、
その環境で、どんな自分でいればいいかを考えなくても良かったのです。
でも、
新しい環境では・・・
- まわりの人がどんな人なのかをよくわかっていない
- その環境でどんな自分でいればいいのかが決まっていない
だから、
その環境にどんな自分でいればいいのかわからなくなってしまうのです。
新しい環境で、
- どんな自分でいたいのか決まっていない
- どんなキャラクターの自分だと認識してほしいのかが決まっていない
こんな状態では、新しい環境に行ったとしてもすぐに動けなくなってしまいます。
だから、なんか馴染めなくて環境を変えたくなったら、
「これからどんな自分としてキャラ立ちしていきたいのか」を考えてみることをお勧めします。
キャラクターイメージは自分が創っている
「お前ってこんな人だよな」なんて言い合えるような関係になるまでには時間がかかります。
だから、特にあたらしい環境では、一緒に行動したり話している中で、
「たぶん自分のことこんな人だと思っているんだろうな」って、
“まわりが自分に対して持っているキャラクターイメージ”を自分で創っています。
そのキャラクターイメージが、自分にとっていいイメージなのであれば、
まわりといい関係をつくっていきやすくなります。
そのキャラクターイメージが、自分にとってよくないイメージだと、
その環境になんだか馴染むことができないと感じてしまうのです。
- いいイメージというのは、自分が「まわりからこんな人だと見られたい」と、思っているのと近いということ
- よくないイメージというのは、「まわりからこんな人だと見られたい」と、思っているのとは違うということ。
自分が思っているのと近い、自分の思っているのと違うというのは、なんとなく感覚でわかります。
だから、「こんな人だとみられたい」という自分がはっきりと決まっていなくてもなんとなくわかってしまいます。
そして、自分の思っているのと違うと感じると、
「そんな自分じゃない」と、否定をすることはできる。
でも、どんな自分と見られたいのかがわからない。
だから、どんな自分でいたらいいのかわからない。
これを繰り返しているうちに、
頭の中がわからないばかりになって、苦しくて嫌になってしまうのです。
環境に馴染めない苦しさから抜け出る
環境に馴染めない苦しさから抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?
この苦しさから抜け出すための唯一の方法は、
「こんな自分だとみられたい」という自分を決めて
そんな自分として見てもらえるように行動をしてみること。
「この行動をしていれば、こんな人だとみてもらえる」ということを
誰かに決めてもらうこともできます。
でも、せっかく「こんな人だとみられたい」を決めるのなら、
誰かに一緒に考えてもらったとしても、最後は自分で決めることをお勧めします。
そして、どんな自分としてキャラ立ちしたいのかを考えるときに、
「まわりの人にどう見られたいかなんて考えない。自分は自分。○○な自分になる」
そんな考えは捨てましょう。
だって、「見られたい自分」を考えるのですから。
はじめのうちは「したいこと」と「できること」が一致しません。
したいと思っても、思うようにできないということがあたりまえのように起こります。
その中で、自分なりの頑張り方を見つけていく。
それが、あたらしい環境に馴染んでいくということでもあるのです。
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