モンスターと呼ばれる人たちは、いろんなところに出没します。
例えば、
学校や塾など子どもが通う場所に出没する「モンスターペアレント」
病気を診てもらう場所に出没する「モンスターペイシェント」
お客様を相手の場所に出没する「モンスターカスタマー」 など
場所が変われば、ハラスメントと呼ばれるかもしれないですが、
「自分の権利を主張して相手を追い詰めていく」のがモンスターと呼ばれる人たちの特徴です。
こんな人たちに出会ってしまったときは、交通事故に遭ったと思って、誠実に対処していくしかありません。
だからといって、誠実に謝ればそれで終わるものでもないというのがモンスターの対応。
では、どんな対応が有効的なのでしょうか?
「モンスター」の正体を知る
「モンスター」といわれる人たちは、自分の権利を主張して相手を追い詰めてきます。
だから、権利が尊重されるために理不尽な要求や主張をしているように見えてしまいます。
でも、「モンスター」と呼ばれる人たちの本当の正体は、
これ以上傷つきたくないし自分の身を守りたい。
だから、傷つけられたと感じたことをわかってほしいと必死になっている。
つまり、傷ついたことをわかってほしいという人なんです。
必死さが伝わらないから、エスカレートしていく
誰でも、自分の身は守りたいものです。
だから、責められているとか攻撃されていると感じると、身を守るための行動をとってしまいます。
これが、ただわかってほしかった人が、モンスターに変貌していく原因です。
傷つけられたことをわかってほしいという必死な訴えを、一方的な攻撃だと感じて身を守るような言動や行動をとってしてしまうとします。
すると、わかってほしい思いが伝わらないだけではなくて逃げようとしているように見えてしまいます。
そうすると、逃がさないように言動や行動がエスカレートするしかなくなるのです。。
何を言おうとしているのかしっかりと聴く
相手の本当の要求が何なのかは、じっくりと話を聴かないとわかりません。
わからないまま、対処をしようとしても、その場しのぎの対応しかすることができないので、いつまでも対応を続けなくてはいけないことが起こります。
だから、まずは何を言おうとしているのかしっかりと聴く。
そのときの注意点は、
相手の話を遮らない。
相手の話を否定しない。
理不尽な要求や権利の主張をしていたとしても、否定せずにまずは聴くようにします。
モンスター対応で一番やってはいけないことが、相手の言葉を否定すると言う行為です。
しっかりと言い分を聴いたら、相手の本当の要求が何なのかしっかりと分析をします。
気持ちに配慮しながら言うべきことは言う
いい人に思われようとか、無かったことにしようと逃げ腰になっているとエスカレートしてしまいます。
相手が傷ついたと感じたことは事実として受け止め、謝るべきところは誠実に謝りましょう。
そして、受け入れられないことは受け入れられないと拒否します。
そのうえで、どうしていくのがお互いにとってよい方向に向かうのかを同じ土俵で話し合いましょう。
「なんで、こんなことになったんだろう」とか「どうすればこうならなかったんだろう」と考えるのは、再発防止のために役立ちます。
振り返りは、対応が終わってからにしましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
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