「完璧主義の人」にどんな印象を持っていますか?
「完璧主義の人」を違う言葉に言い換えたら「きちっとしたい人」。
「きちっとしたい人」は基本的に、
自分のこだわっていることを『きちっと』するという感じの人です。
“こだわっていることを『きちっと』する”を、わかりやすいところで言えば、
シャンプーやリンス。歯磨き粉。洗剤。ソースや醤油。…
基本的にそれしか使わないというものがあれば、
それが”こだわっていることを『きちっと』している”ということ。
「仕事のやりか方」とか「人との付き合い方」にこだわりがあれば、
それが『きちっと』になっていることもあります。
もし、「私は完璧主義ではない」と思ってるのに、
“中途半端にしている”よりも、”きちっとしている”のを心地よく感じるのであれば
「完璧主義」という才能を持っているのは明らかです。
こう言われて、いい気がしないとしたら、
それは完璧主義という才能の活かし方を知らないからかもしれません。
せっかくすばらしい才能を持っているのですから、
完璧主義という才能の活かし方を知って、
自分の強みとして前面に押し出してあげましょう。
完璧主義という才能を活かせていない人の特徴
完璧主義という才能を活かせていない人は、
過去を『きちっと』することを目指します。
だから、過去の『きちっと』していないところばかりに目が行ってしまいます。
そして、
過去を『きちっと』するために
今できることを『きちっと』やろうとするのです。
これは、
自分の不注意で割ってしまったガラスコップを元に戻すために、
割れた破片を『きちっと」貼り合わせようとするようなもの。
だから、完璧主義という才能を辛く感じてしまうことが増えてしまうのです。
完璧主義という才能を活かしている人の特徴
完璧主義という才能を活かしている人は、
将来を『きちっと』することを目指します。
過ぎ去った過去を変えることはできない。
変えることができるのは、今と将来だけ。
だから、
将来の『きちっと』を目指して、今できることを『きちっと』やろうとします。
だから、目指す将来像を『きちっと』思い描くことを欠かしません。
目指す将来像を『きちっと』と持つことで、完璧主義という才能は活かされるのです。
だらしなく見える完璧主義の人
『きちっと』したいからといって、『きちっと』できるかどうかはわかりません。
それに、『きちっと』したいからといって、『きちっと』しているように見えるかどうかもわかりません。
例えば、部屋の片付け。
片付けるときは、中途半端ではなく全部を片付けたい。
だから、まとめて全部できるときまで、手をつけないという人。
片付けるときは、中途半端ではなく全部を片付けたい。
でも、考えている『きちっと』にするには、どうしたらいいのかわからない。
だから、手をつけないという人。
どちらも、中途半端にしないということでは『きちっと』しています。
ただ、部屋は片付かないので、だらしなく見えてしまうのです。
「完璧主義の人」はリセットしたくなる
ちょっと考えてみてください。
そんなときどうしますか?
A:雑になっているところを書き直す
B:気づいたところからきれいに書く
C:ノートに書かない
日記を書こうと思っていたのに、何日か書くのを忘れてしまった。
そんなときどうしますか?
A:抜けたところを思い出して書く
B:今日から再スタートする
C:日記をやめる
どちらの質問のどの答えも、うまくいかなかったときに「リセット」する方法です。
Bは 今を受け入れて、一歩踏み出すことでリセットする方法
Cは 無かったことにすることでリセットする方法
どのリセットの方法が悪いと言うことではありません。
ただ、
完璧主義という才能を活かせていない人は、AかCをしています。
完璧主義をという才能を活かしている人はBをしているのです。
まとめ
何かにこだわりを持って打ち込むことができる完璧主義という才能は、すばらしい才能です。
その才能を活かすには、目指す将来像を『きちっと』思い描くことが必要です。
ただ、『きちっと』思い描こうとすると、
「だらしなく見える完璧主義の人」になってしまうことがあるかもしれません。
そんなときは、ひとりで『きちっと』しようとしないで、
『きちっと』を理解してくれる誰かに手伝ってもらいましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
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