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なりたい自分を考えるとき、どうやって考えていますか?
「どんな自分になりたい?」と考えてみても、なりたい自分が見つからない。
そんなときは、
「なりたい自分が見つからない」のではなくて、
「なりたい自分」が目の前にいるのに、
それが見えていないというだけかもしれません。
もし、なりたい自分が見つからないなら
イメージする力を磨いてみましょう。
なりたい自分は、まだそこにたどり着いていないのですからイメージでしかありません。
宝くじが当たって優雅な暮らしができたらいいなと夢を思い描くのも、
頑張ってきた成果を出して大会で優勝したいと現実的な結果をイメージするのも、
どちらも「なりたい自分」のイメージです。
イメージしたことに正解や間違いということはありません。
それなのに真剣に考えるほど正解をイメージしたくなってしまうことがあるのです。
だから、もし、なりたい自分が見つからないなら、
イメージする力を磨いてみましょう。
不安を解消するための分かれ道
どれだけ先にあるのかわからないし、
実際にあるかどうかわからないけど、
あったらいいなというのが夢です。
だから、夢は「手に入らなかったとしたら」なんてことは考えなくてもいい。
しかし、この先に現実的な結果が待っているとなったら話は違います。
100%の自信があること以外は、
「理想とする結果が手に入らなかったらどうしよう」という不安がつきまとってしまいます。
そして、ここが分かれ道。
不安になったとき、あなたならどちらを選びますか?
A:理想とする結果を手に入れる方法を考えてみる
B:不安の原因を探そうとする
不安の原因探しは、完璧になっていないところを探す足りないところ探しです。
だから不安の原因探しをしているうちは、
完璧にならないと先に進むことができなくなってしまいます。
「石橋をたたいて渡る」という慎重に物事を行うたとえがありますが、
不安の原因探しは、石橋をたたくことに意識を向けすぎて、
渡ることを忘れてしまうという感じです。
つまり、不安の原因探しをしていると、
なりたい自分が目の前にあったとしてもそれが見えなくなってしまうということなのです。
過ぎ去ったことに意識が向くと後悔しか生まれない
過ぎ去ったことに意識が向いているときは、気をつけなくてはいけません。
なぜかというと、過ぎ去ったことに意識が向いているときは、
バックミラーを見ながら車を運転しているようなものだからです。
目的の場所に向かっているはずなのに、
目的の場所があったことに気づくのはバックミラーに映ったとき。
つまり通り過ぎてしまった後。
だから、過ぎ去ったことに意識が向いているときは後悔しか生まれなくなってしまいます。
なりたい自分は今より先の未来にしか居ません。
昨日ではなく明日を考えることでしかなりたい自分に出会うことはできません。
まとめ
なりたい自分は、まだそこにたどり着いていないのですからイメージでしかありません。
だから、もし、なりたい自分がわからなくなったときは、
「これを読んだ後、何しよう」というぐらい
近い未来をイメージするところからはじめてみましょう。
できないかもしれないなんて考える必要はありません。
先のことをイメージする力を磨くための、はじめの一歩です。
それができたら、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後、3年後、5年後と、
ちょっとずつ先の未来をイメージするようにしてみましょう。
なりたい自分をイメージするのは、今の自分と理想の自分をつなぐ道があることに気づくということです。
イメージすることに正解や間違いはありません。
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なりたい自分を目指して、たのしい毎日を過ごしていきましょう。
編集後記
なりたい自分は、今より先の未来にしかない。
だから、なりたい自分は日々変化しているのかもしれません。
でも、毎日なりたい自分が変化したのを確認するのは大変です。
忙しさに追われているとき、不安が大きくなっているときは、なりたい自分が見えなくなってしまうもの。
そこで、なりたい自分を意識できるようになるにはどうしたら良いかを考えてみようと思ってこの記事を書きました。
この記事は2020.7.3に公開した記事のリライトです。
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