「どんな人生を歩みたいですか?」
こんなことをいきなり聞かれて、
すぐに答えを言えるのは就活中の学生か
人生の転機で自分の人生とじっくりと
向き合ったことがある人ぐらいかもしれません。
どんな人生を歩みたいかを考えたことがある人も、
考えたことがない人も、
せっかくここまで読んだのなら、
これからどんな人生を歩んでいきたいかを一緒に考えてみませんか?
人生の質は何で決まる?
人生の質は、何で決められると思いますか?
何を大切にするのかは、その人の価値観によって決まりますので、収入、学歴、人脈、愛情、などいろいろな考えが思い浮かぶかもしれません。
でも気をつけてください。
「それがあることによって安定する」というものは人生の質を悪くしてしまう可能性があるものです。
それはなぜか?
それがあることによって安定するというものは、
それがなければ不安定になってしまうという不安がつきまといます。
だから、失うことを恐れるようになってしまうのです。
失う恐れを持ちやすくなってしまうという意味で、人生の質が悪くなってしまうということです。
完全な安定に耐えられますか?
失う恐れを持ちやすくなると、人生の質が悪くなるという話をすると、
「不安定になる不安が起こらないぐらいの、完全な安定を求めればいい!」
という人がでてきます。
でも、そんな人には、ちょっと意地悪ですが、
こんな質問をしてみることがあります。
完全な安定とは、全てが決まっていて、
ひとつも、わからないことがないということ。
例えるなら、今日のスケジュールから食べるもの、
飲むものまで全てが決まっていて、変わることはない。
気分で変えることも許されない。
それがずっと続くということ。
こんな人生に耐えられますか? と。
人生は旅路
人生の質は、「居心地の良さを感じられる程度の不安定感の量に比例する」
という言葉があります。
ちょっとした旅行の計画で、どんなに完璧な旅のシナリオを作ったとしても、自分の力ではコントロールできないことが起こったりします。
計画通りに行かなくて困ったとしても、それを乗り越えられたといったことが旅の思い出話としてもりあがったりするものです。
人生は旅路です。
全てがシナリオ通りに進むのではなく、アドリブがあったり、ちょっとイレギュラーがあったぐらいの方が人生を楽しく幸せに感じることができるということです。
不安定感を心地よく思える安定感を持つ
少しぐらいの不安定感があった方がいいとしても、
不安定感を無防備に受け入れようとすると
何が起こるかわからない恐れを持ってしまうので、
人生の質が悪くなってしまいます。
だから、不安定感を心地よく思えるようになるためにやっておくことがあります。
1.信じるものをもつ
自分ならできると自分の力を信じる(自分の能力とか自分の強みなど)
または、自分を守ってくれる力の存在を信じる。(神とか天、道など)
人の行動は、信じるものに沿ったものになる傾向があります。
だから、信じるものを持つことで、軸ができて行動がしやすくなります。
自分の強みは、「困難を乗り越えるときに使っている力」です。
誰でも持っている力ですので、じっくりと自分を振り返ってみましょう。
2.ビジョンを持つ
やる気を奮い立たせてくれる目標を持つ
達成のために器を大きくせざるを得ないような目標を持つ
自分の枠を超えるような目標を持つ
ビジョンが見つからないときは、自分が「感動」できることを感じられるように行動してみましょう。
こころが動くと、ビジョンが見えてきます。
3.知性を養う
自分の背中を押してくれるような知識を身につける
自分以外の誰かの知識や考えに触れるということでしか知識を身につけることはできません。
知識を身につけるのに、いちばんのおすすめは読書ですが、YouTubeやブログでも大丈夫です。
「我以外皆師(自分以外は皆先生)」の気持ちを持っていると、いろんなところで知識を身につけることができるようになるはずです。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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