レッテル貼りが差別をつくる|区別と差別を分ける視点

ときに私たちは区別したものをくらべて、

固定観念や先入観で、「レッテル」を貼ってしまうことがあります。

 

やっぱり○○高校の生徒はいい子が多いよね。

それに比べて××高校の生徒は…

 

女性は仕事が丁寧なのに

男性は・・・

 

A型の人って○○だよね

関西人って△△だよね

 

このように、

固定観念や先入観が作りだすのがレッテルです。

 

レッテルには、「すごい・すばらしい」と賞賛するものもあれば、

「だめ・たいしたことない」と軽視するようなものもあります。

 

区別をしても差別はうまれない

「あっち」と「こっち」、「あれ」と「これ」など、

区別する言葉があれば、そこに境界線はできてしまいます。

 

社会の中には同じ人間なのに区別するための言葉が存在します。

  • 「男性」と「女性」
  • 「大人」と「子ども」
  • 「先生」と「生徒」
  • 「健康な人」と「メタボの人」
  • 「日本人」と「アメリカ人」

・・・

ちなみに、日本で色を表す言葉は、

もともと赤、青、黒、白の4つしかなかったそうです。

そこから、今では400以上の色を表す言葉が生まれて区別されています。

 

レッテル貼りが差別をつくる

区別をしたからといって、そこに差別が生まれるわけではありません。

 

境界線のあっちとこっちで、

こっちが正しいんだとか、こっちの方が優れているんだと、

区別に他の意味を持たせようとしてしまう。

 

これが差別を生んでしまいます。

 

まとめ

みんな等しい「平等」は本当に難しいことだと思います。

同じ人だからみんな同じ考えをして同じ行動をするというのが平等でもありません。

 

異なるところがあるから、それを表す言葉ができて境界線が生まれます。

 

スクールカーストという言葉があったり、

富裕層 貧困層といった言葉まであります。

 

言葉がある以上、境界線がなくなることはないし、

これからも多くの境界線ができていくかもしれません。

 

多様性を尊重する社会だからこそ、

区別と差別を同じものとして扱わない視点も大切ではないでしょうか。

 

完璧じゃなくていい。今日も小さな一歩から。


まずは、できることから1つずつ。

そんな一歩を踏み出すヒントになればうれしいです。

星野伸明
この記事を書いた人
星野 伸明(ほしのぶ)
明日に寄り添うカウンセラー
/ 行動科学・健康科学講師

一般社団法人マスタリーカウンセリング協会 代表理事。NPO法人クリオネの家 事務局長。
行動科学・健康科学・脳科学に基づき、原因追及ではなく仕組みで心と行動を整える『マスタリーメソッド』を体系化。
個人カウンセリングや企業・官公庁・教育機関での研修を行うほか、カウンセラー育成や各種学びのプログラムの提供にも注力している。

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