
オンラインのコミュニケーションの一番のメリットは、
移動する手間が省けることです。
条件が整えば、いつでも・どこでも・誰とでもコミュニケーションが取れるのですから、
現代版の『どこでもドア』が手に入ったような感じなのですが…
漫画の中の『どこでもドア』なら、リアルなコミュニケーションが取れるけど、
オンラインのコミュニケーションはどんなに頑張ってみてもリアルになることはありません。
当然ですが、「リアルのコミュニケーションにできること」と、
「オンラインのコミュニケーションにできること」には違いがあります。
オンラインのコミュニケーションのメリットデメリット
メリット
- 移動する手間が省ける
- 条件が整えば、いつでも・どこでも・誰とでもコミュニケーションが取れる
- 必要以上にコミュニケーションをとる必要がない
- 見せたいところだけを見せればいい
デメリット
- 意識的に伝える情報以上のことは伝わらない
- 伝えてもらったこと以上のことはわからない
- 途中の頑張りを気づいてもらえない
- 一緒に頑張っている感覚を持つのが難しい(孤独、孤立の感覚が強まりやすい)
オンラインで使えるのは「視覚」と「聴覚」
人の持つ感覚には、
「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」の五つの感覚があります。
そのうち、オンラインのコミュニケーションで使えるのは、
「視覚:見えるもの」と「聴覚:きこえること」だけです。
その場にいて感じるからリアル
リアルなコミュニケーションは、
「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」すべての感覚を使っています。
視覚、聴覚以外の感覚を使うと、
- 独特のにおい
- ぬくもりを感じる
- あつくるしい
- キリッとした雰囲気
- 心地よい、すがすがしい
- 沈んだ重い空気
こういったことを感じとることができます。
オンラインは意識的に伝える情報以上のことは伝わらない
オンラインのコミュニケーションのデメリットを解消するためには、
伝えたいことを受け取ってもらえるように工夫する必要があります。
伝えたいことを受け取ってもらうために
1.こちらに注意を向けてもらう。
- 視覚よりも聴覚を使ってもらうようにする
2.相手に無駄なエネルギーを使わせない
- 具体的な言葉で、
- 短いセンテンスで簡潔に、
- 「です・ます」でメリハリをつける
伝えたいことの30%ぐらいが伝わればOK。
それぐらいの心構えで伝えてみましょう。
まとめ
オンラインのコミュニケーションは、
人工的で非現実的な空間の中で行うコミュニケーションです。
使える感覚が視覚と聴覚だけに限られるため、
意識的に伝える以上の情報は伝わりません。
「伝わっているはず」と考えるのではなく、
「伝わっていないかもしれない」を前提に工夫することが大切です。
完璧じゃなくていい。今日も小さな一歩から。

まずは、できることから1つずつ。
そんな一歩を踏み出すヒントになればうれしいです。
一般社団法人マスタリーカウンセリング協会 代表理事。NPO法人クリオネの家 事務局長。
行動科学・健康科学・脳科学に基づき、原因追及ではなく仕組みで心と行動を整える『マスタリーメソッド』を体系化。
個人カウンセリングや企業・官公庁・教育機関での研修を行うほか、カウンセラー育成や各種学びのプログラムの提供にも注力している。
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