自信を創り、積み上げる:チャレンジと挫折の向き合い方

できると思った。

だから、やろうと決めた。

それなのに、途中で投げ出したくなってしまう。

 

その理由は何だと思いますか?

 

性格…

そう考えてしまう人が多いのではないでしょうか。

 

性格が全く関係していないとは言い切れません。

でも、性格が全てではないのです。

 

実際に、投げ出したくなって

  • 本当に投げ出してしまうとき
  • 投げ出すこともできずに、ただ放っておいているだけのとき
  • なんだかんだ続けられるとき

いろんなときがあります。

 

では、何がこの違いをつくっているのだと思いますか?

 

最後まで読むとこの問いかけの答えがわかります。

途中で投げ出したくなることが格段に減る方法も手に入ります。

そして、自信を創って積み上げられるようになります。

 

自信があるから投げ出したくなるからくり

これをやってみたい。

これならできそう。

よしやってみよう。

 

そう決めて

  • ダイエット
  • 運動
  • 英会話の勉強
  • 料理
  • 掃除
  • 本で読んだ引き寄せの法則
  • 成功者の毎日ルーティーン

いろんなことにチャレンジしてみる。

 

でも、チャレンジしてみたものの途中で投げ出したくなってしまうことがります。

 

その理由は、『できる自信があったから。』

 

「えっ、どういうこと?」と、

あたまに「?」が浮かんでしまったのではないでしょうか。

 

どういうことか説明します。

 

できる自信があることに、

うまくいかないときにどうするかの準備をする人はほとんどいません。

できる自信があるのですから、

結果を自分の思い描いたようにある程度コントロールできると思っています。

 

それなのに

  • うまくいかない〈他の方法が見つからない感覚〉
  • やっただけのレスポンスが返ってこない〈自分の望むような結果がみえてこない感覚〉
  • 思ったよりも大変〈自分の力不足を感じる〉

こんな、自信を失いそうな想定外の出来事が目の前に現れたとしたら…

 

パニックになってしまいます。

 

パニックになるのは、自信のある人にとっては最悪の状態です。

目の前の出来事をコントロールできないだけでなく、

自分のこともコントロールできていない自分になってしまうからです。

 

だから、パニックにならないための緊急的な対処をしようとします。

 

そのために必要なのは

  • 目の前の出来事をコントロールしている感覚をつくること
  • それと同時に、自分自身の気持ちもコントロールできている感覚をつくること

 

対処の方法を考えているときに、チャレンジしていたことを投げだすことが選択肢のひとつとして浮かび上がるときがあるのです。

 

例えるなら、こんな感じです。

カレーならつくることができる。

だから手作りカレーをつくってご馳走すると言って、キャンプに出かけたとします。

 

みんなが到着するまでにカレーをつくっておくと約束したのに、

キャンプ場についてみたら、薪に火をつけることから始めなくてはならない。

薪に火をつけるなんてやったことがないし、いろいろ試しても火がつけられない。

 

こんな想定外の状況に立たされたとしたら…

 

緊急的な対処の選択肢のひとつに、「カレーをつくることを投げ出す」がうまれてしまうのです。

 

投げ出したくなって

  • 本当に投げ出してしまうとき
  • 投げ出すこともできずにただ放っておいているだけのとき
  • なんだかんだ続けられるとき

この違いは、どうすることがコントロールしている感覚をつくりやすいかの違いです。

 

本当に投げ出してしまうとき

 白黒つける、はっきりさせることがコントロールできている感覚をつくりやすいとき

投げ出すこともできずにただ放っておいているだけのとき

 見えないようにする・蓋をすることで、コントロールできている感覚がつくれるとき

なんだかんだ続けられるとき

 決めたことをやっているということがコントロールしている感覚になるとき

 

できる自信は創って積み上げる

できる自信は、多くのことにチャレンジするきっかけを作ってくれます。

だから、できる自信は、無いよりあった方がいい。

 

でも、自信を失うことを恐れてはいけません。

 

想定外の出来事は、新しいことへチャレンジするときです。

だから、不安や戸惑いがあるのは当然のこと。

新しいことにチャレンジしているのに、自信満々という方がおかしいのです。

 

想定外の出来事は、新しい経験から自信を創って積み上げるとき。

うまくいかなくても今は新しい自信を創っている。

自信を失う必要はない。

そうやって自分に声をかけてあげましょう。

(そうすることで、自分の気持ちをコントロールしている感覚が高まります。)

 

やりっぱなしにしておくと自信は積み上がらない

自信を創って積み上げるためには

「やったらやりっぱなし」ではダメです。

 

何をどうやるかを考えて行動したら、必ず振り返る。

できた自分を褒めてあげてもイイし、

うまくいかなかったことが次にうまくいくように作戦を考えるのでもイイ。

 

考え ⇒ 行動 ⇒ 振り返りこのトライアングルを回し続けることを意識してみましょう。

考え ⇒ 行動 ⇒ 振り返りこのトライアングルを回し続けることが意識できるようになると

  • 途中で投げ出したくなることが格段に減ります
  • 目標を立ててがんばるのをたのしめるようになります
  • 変化していく自分に気づいて褒めてあげられるようになります

そして、自分だけじゃなく周りの人のがんばりを支えてあげられるようになります。

 

まとめ

できると思った。

だから、やろうと決めた。

それなのに、途中で投げ出したくなってしまう。

 

その理由は、

自信を喪失してパニックにならないための緊急的な対処によるもの。

 

新しいことにチャレンジするときは、

今までの自信が通用しない緊急的な対処が必要なこともあります。

 

だから、

新しいことにチャレンジするときは、

うまくいかなくても今は自信をつくって積み上げているとき。

自信を失う必要は無い。

そうやって自分に声をかけてあげる。

 

そして、

何をどうやるかを考えて行動したら、必ず振り返る。

 

そうやって一歩ずつ自信を創って積み上げていきましょう

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ほしのぶ(星野伸明) です。
 
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