
「あの人がストレス!」と言いながら
“ストレスを感じるあの人”のことをリアルに思い出していませんか?
もし、“ストレスを感じるあの人”がいるなら、
その人を小さくして指ではじいて遠くに飛ばしてしまいましょう。
実際に、いきなりデコピンするわけではありません。
あなたの頭の中にいる“ストレスに感じるあの人”を
小さくして指ではじいて遠くに飛ばしてしまうだけです。
“ストレスに感じるあの人”は、実際にここにはいません。
でも、思い出すたびに、ここにいるように感じてしまいます。
その理由は、“ストレスに感じるあの人”があなたの頭の中にいるからです。
もっと正確に言えば、ストレスに感じる人は、あなたの記憶の中にいる。
だから、“ストレスに感じるあの人”をリアルに思い出すのは、
- 英単語を覚えようとする
- 新しく仲間入りする人の名前を覚えようとする
- スポーツのルールを覚えようとする
これと同じことやっているようなもの。
記憶したことは、はじめのうちは思い出すのが大変でも
何度も思い返しているうちに、難なく思い出せるようになります。
つまり、“ストレスに感じるあの人”を何度も思い返していると
“ストレスを感じるあの人”を思い出すのが簡単になって、
いつの間にか“ストレスに感じるあの人”に、頭の中を占領されてしまうということです。
簡単に思い出せるようになるもの難しいですが、
記憶していることを思い出さないようにすることはもっと難しい。
だから、あなたの頭の中にいる“ストレスに感じるあの人”を
小さくして指ではじいて遠くに飛ばしてしまうのです。

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今回は、『対人ストレスの解消法ーストレスに感じるあの人を頭から閉め出すテクニック』をお届けします。
この記事は2分程度で読むことができます。
対人ストレスの解消法
ストレスに感じるあの人を頭から閉め出すテクニック
この記事を読むと、
- 対人ストレスの「なぜ?」が「なるほど!」に変わります
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そして、あなたらしさに磨きがかかります。
ストレスを感じる距離感
対人関係でストレスを感じてしまうようなとき、
その相手をイメージするするとあなたからどれぐらい離れていますか。
例えば、
- ミスをして怒られた後、その人の顔が思い浮かんでしまう
- ルール違反を注意したら逆ギレしてきた人の顔が何度も思い浮かんでしまう
- 仲が良かったはずの人に避けられているように感じる
- 味方でいてほしい人が離れて行ってしまったように感じる
多くの場合、対人ストレスを感じているときは、
- 思い浮かべたくないあの人が、すぐ目の前にいるように感じてしまう
- 近くにいてほしいあの人が、遠くにいるように感じてしまう
このどちらかです。
ここちのいい距離感
相手との親しさや関係によって、ここちよく過ごせる距離は変化します。
仲がいい人となら、少しぐらい方がぶつかってしまったとしてもそれほど気になりません。
でも、知らない人と肩がぶつかったらどうでしょうか。
不快に感じる方が多いと思います。
ぶつかってしまうぐらい近い距離にいてもいいのは、本当に仲のいい親しい人だけ。
だから、この距離に本当に仲の良い親しい人以外がいることに気づいたとき、
不快に感じてしまうのです。
満員電車とか人混みの中は常にこの状態です。
だからといって、不快感をいつも意識していたら人混みの中に入って行けないし、目的地までたどり着けなくなってしまう。
だから、音楽を聴いたり、スマホを見たり、本を読んだり、景色を見たりして、上手に意識を違うところへ持っていって、近くにいる人への不快を感じないようにしているのです。
では、対人ストレスを感じているとき、
どのぐらいの距離に“ストレスを感じるあの人”はいるでしょうか。
実際の距離ではなくて、頭の中で“あの人”を思い出したときの距離です。
たぶん、ストレスを強く感じているときほど、その人の顔がすぐ近くにあるはずです。
頭の中は自分のもの
頭の中で思い出した“あの人”との距離は、あなたが作り出したイメージです。
イメージは、誰かのものではない自分のものなので、どのようにしても誰にも何も言われません。
だから、思い浮かべたくない“あの人”にだけ、あなたの頭の中から出ていってもらうこともできます。
例えばこんな風に。
遠くにいてほしい人は、遠くに押しやるイメージを作る
物体は遠く離れれば、どんどん小さくなっていきます。
だから、”ストレスに感じるあの人”から、遠くに離れます。
遠くにいる小さい人が何か言っていたとしても、小さい声で聞こえません。
なかなか遠くに行ってくれないときは、指ではじいて遠くに飛ばしてしまいます。
基本的には、これぐらいあなたに影響のないところまで
その人を追いやることができれば大丈夫のはずです。
もし、それでも思い浮かべたくない“あの人”が近づいてきそうと思ったら…
あなたのすぐ近くに、大好きな人に立ってもらいましょう。
(実際にではなく、頭の中で、大好きな人が立っているとイメージしてみるということです)
ちなみに私は、すごく小さくしたのにどうしても離れていってくれない人を、
はえたたきで潰してしまったことがあります。
残酷なかんじがしますが、
その後はその人と何かあったとしても、
その人との関係にあった距離を保てるようになりました。
イメージをするときの注意点
イメージは自分のもの。
だから、自分の思ったようにつくることができます。
だからこそ、絶対に覚えておいてほしいことがあります。
イメージは消そうとすると強固になる。
“ストレスに感じるあの人”を、頭の中から消すために何度も思い浮かべたとします。
そうすると、思い浮かべる頻度が多くなってしまいます。
すると、“ストレスに感じるあの人”が、どんどん近寄ってきてしまいます。
つまり、離れてくれなくなるのです。
まとめ
どんなに頭の中でイメージしたとしても、
“ストレスに感じるあの人”が、現実にいなくなる可能性はかなり低い。
だから、完全に消そうとするよりも、
小さくして指ではじいて遠くに飛ばして
自分にとって影響のないところに追いやるぐらいがちょうど良い。
そして、そのイメージを安定させるために、
大切な人に近くにいてもらうイメージで安心感を高める。

頭の中のイメージを上手に使って、たのしい毎日を過ごしていきましょう。
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