「あの人がストレス!」と言いながら
“ストレスを感じるあの人”のことをリアルに思い出していませんか?
もし、“ストレスを感じるあの人”がいるなら、
その人を小さくして指ではじいて遠くに飛ばしてしまいましょう。
実際に、いきなりデコピンするわけではありません。
あなたの頭の中にいる“ストレスに感じるあの人”を
小さくして指ではじいて遠くに飛ばしてしまうだけです。
“ストレスに感じるあの人”は、実際にここにはいません。
でも、思い出すたびに、ここにいるように感じてしまいます。
その理由は、“ストレスに感じるあの人”があなたの頭の中にいるからです。
もっと正確に言えば、ストレスに感じる人は、あなたの記憶の中にいる。
だから、“ストレスに感じるあの人”をリアルに思い出すのは、
- 英単語を覚えようとする
- 新しく仲間入りする人の名前を覚えようとする
- スポーツのルールを覚えようとする
これと同じことやっているようなもの。
記憶したことは、はじめのうちは思い出すのが大変でも
何度も思い返しているうちに、難なく思い出せるようになります。
だから、“ストレスに感じるあの人”を何度も思い返していると
“ストレスを感じるあの人”を思い出すのが簡単になって、
いつの間にか“ストレスに感じるあの人”に、頭の中を占領されてしまうということが起こるのです。
簡単に思い出せるようになるもの難しいですが、
記憶していることを思い出さないようにすることはもっと難しいことなのです。
ここちのいい距離とストレスを感じる距離
初対面の人と、仲のいい人では、
・話すときの距離が変わります。
・一緒に歩くときの2人の間の距離も変わります。
こうやって、親しさや関係によって、2人の間の距離は自然に変化します。
その中でも、
触れ合ってしまうぐらい近い距離は
仲のいい親しい人だけに入ることが許される距離です。
それなのに、
・知らない人
・仲のよくない人
・嫌いな人
こんな人が入ってきてしまうことがあるのです。
この距離は、物理的な2人の距離を言っているだけではありません。
イメージの中での2人の距離のことでもあります。
例えば、
- 怒られた人の顔が思い浮かんでしまう
- 注意したら逆ギレしてきた人の顔が思い浮かんでしまう
など、“ストレスを感じるあの人”が思い浮かんでしまったとき、
その人の顔は、あなたからどれぐらいのところにありますか?
すぐ目の前に顔があるように思い浮かんでいませんか?
これは、
仲のいい親しい人だけに入ることが許される距離に
仲のよくない人が入っている状態です。
ストレスを強く感じているときほど、
その人の顔がすぐ近くにあるように感じてしまいます。
そして、
その人に邪魔をされるかのように、
仲のいい親しい人が遠くにいるように感じてしまい
- 仲が良かったはずの人に避けられているように感じる
- 味方でいてほしい人が離れて行ってしまったように感じる
という感じ方をつくってしまっていることもあるのです。
頭の中は自分のもの
頭の中で思い出した“あの人”との距離は、あなたが作り出したイメージです。
イメージは、誰かのものではない自分のものです。
だから、
・どのようにしても誰にも気づかれないし
・誰かに何かを言われることはありません。
そして、イメージは自由自在です。
思い浮かべたくない“あの人”にだけ、頭の中から出ていってもらうこともできます。
例えばこんな風に。
遠くにいてほしい人は、遠くに押しやるイメージを作る
物体は遠く離れれば、どんどん小さくなっていきます。
だから、”ストレスに感じるあの人”から、遠くに離れます。
遠くにいる小さい人が何か言っていたとしても、小さい声で聞こえません。
なかなか遠くに行ってくれないときは、指ではじいて遠くに飛ばしてしまいます。
基本的には、あなたに影響のないところまで
その人を遠ざけるイメージをつくります。
もし、“ストレスに感じるあの人”が近づいてきそうと思ったら…
あなたの目の前を好きな人が取り囲んでいるイメージをつくってしまいましょう。
好きなアイドルでも、俳優でも、戦隊ヒーローでも、
好きな人の顔だけが目の前にあるようにイメージをつくってみましょう。
ちなみに私は、すごく小さくしたのにどうしても離れていってくれない人を、
はえたたきで潰してしまうイメージをつくったことがあります。
残酷に思うかもしれませんが、
その後からは、その人が頭の中を占領することはなくなりました。
結果として、気分のいい日が増えたように感じています。
イメージをするときの注意点
イメージは自分のもの。
だから、自分の思ったようにつくることができます。
だからこそ、絶対に覚えておいてほしいことがあります。
それは、
イメージは消そうとすると強固になる。
ということです。
“ストレスに感じるあの人”を、頭の中から消すために何度も思い浮かべたとします。
そうすると、思い浮かべる頻度が多くなってしまいます。
すると、“ストレスに感じるあの人”が、どんどん近寄ってきてしまいます。
つまり、離れてくれなくなるのです。
まとめ
どんなに頭の中でイメージしたとしても、
“ストレスに感じるあの人”が、現実にいなくなる可能性はかなり低い。
だから、完全に消そうとするよりも、
小さくして指ではじいて遠くに飛ばして
自分にとって影響のないところに追いやるぐらいがちょうど良い。
そして、そのイメージを安定させるために、
大切な人に近くにいてもらうイメージで安心感を高めてみましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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