
コミュニケーションを苦手にしている人に共通する特徴があります。
それは、
・相手から嫌われないように
・相手に変に思われないように
頭の中によくないことが起こる前提を作って、
それを避けるにはどうすればいいかを考える。
このような思考の癖が、「行動や言動にあらわれやすい」という特徴です。
本来、コミュニケーションには、人と人とをつなぐ道具的な役割があります。
だから、コミュニケーションの中心には、「イイ関係を築く」という意味があります。
コミュニケーションはキャッチボール
コミュニケーションは、
相手が取れるようにボールを投げ、
相手の投げたボールが少しぐらい取りづらくても取ろうとする。
それを繰り返すうちに
お互いを知り安心で安全な関係を築いていく、
言葉や心のキャッチボールです。
キャッチボールとドッジボール
上手にキャッチボールするには、技術やテクニックだけでは足りません。
相手との関係をどう考えるかという「心の向け方」も大切です。
相手との関係を大切にしようと思う気持ちなら、
キャッチボールになります。
相手との関係に興味は無いという気持ちなら、
自分の欲求を満たすだけのドッジボールになってしまうことがあります。
苦手を克服するために
コミュニケーションが苦手になる原因に
「よくない方に行かないためにどうしたらいいかを考える癖」があります。
これは、
・行きたくない方向はわかるけど、どこに行こうとしているかわからない。
・だから、なにをすればいいかわからない
このように、「わからない」が増えていく考え方の癖でもあります。
これを
「もっと良くなる方に行くためにどうしたらいいかを考える癖」に変えてみましょう。
・仲がよくなるためにどうしたらいい?
・お互いのことをもっと知るにはどうしたらいい?
このように、行きたい方向にどうやったらいけるのかを考えてみるということです。
癖を変えるには新しい癖を身につける
一度身についた癖はなくなりません。
でも、なくなったように感じることがあります。
それは、新しい癖が身に付いた時です。
脳科学の分野では、
「続けることで少しずつ自然な行動になる」 と考えられています。
・自分が大切だと思うことは、21日間続けると癖になる。
・どうでもいいことでも、30日間続けると癖になる。
(諸説ありますが)このようにも言われています。
癖になるというのは、「それをしているのが自然なことになる」ということです。
完璧じゃなくていい。今日も小さな一歩から。

まずは、できることから1つずつ。
そんな一歩を踏み出すヒントになればうれしいです。
/ 行動科学・健康科学講師
一般社団法人マスタリーカウンセリング協会 代表理事。NPO法人クリオネの家 事務局長。
行動科学・健康科学・脳科学に基づき、原因追及ではなく仕組みで心と行動を整える『マスタリーメソッド』を体系化。
個人カウンセリングや企業・官公庁・教育機関での研修を行うほか、カウンセラー育成や各種学びのプログラムの提供にも注力している。
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