褒めるのは得意ですか?
褒め言葉がスムーズに出てくれば
人間関係がうまくいくことは、なんとなくわかっている。
でも、いざ褒めるとなると言葉が出てこない。
そもそも
- 褒めるところが見つからない
- 褒めることがない
- 誰にでも褒めるところなんてあるの?
と、「?」が出てきてしまうなんてこともあったりする。
褒め上手な人のまわりには、笑顔とやる気に満ちた人が増えていきます。
誰でも、叱られたりダメ出しされるより、褒められる方がうれしいものです。
そこで今回は、『褒めるのは簡単―こころで感じたことを言葉にすればそれが褒め言葉になるー』をお届けします。
褒めるのが難しい理由
褒めるのが難しいと感じるのには、理由があります。
理由がわかれば対策がうてることもある。
まずは、褒めるのが難しい理由を振り返ってみましょう。
1.優れているところを探すのが難しい
「褒める」ためには、優れているところがなくてはならない。
だから、優れているところを探そうとしているけど、なかなか見つからない。
こうなってしまうのは、自分が評価する立場にいるときです。
相手よりも自分の方が優れている(指導する、教育する)という関係性の中にいると、
自分と比べて評価をしようとします。
だから、頑張りが足りないところや、劣っていると感じるところに目がいってしまうのです。
2.良く言うのが難しい
褒めようと思うけど、言葉がうまく出てこない。
こうなってしまうときは、照れ(恥ずかしい)か、語彙不足のどちらかです。
自分が思っている「自分はこんな人」というイメージです。
まわりの人から「こんな人だと思われている」と思う、という考えが
自分イメージに大きく影響していることがあります。
勇気とは、怖いけれど前に進むことです。
勇気を持って褒め言葉を言ってみたら、新しい自分イメージが作れるかもしれません。
本を買って言葉を勉強するのもいいですが、
人の役に立つことをすれば、褒めてもらうことが増えるので、語彙不足の解消につながります。
簡単に褒め言葉が出てくるようになる
相手を褒めるのにテクニックは必要ありません。
こころで感じたことを言葉にすれば、それが褒め言葉になるからです。
1.驚きや感動を言葉にする
驚きや感動を言葉にすると、それが褒め言葉になります。
- すごい!
- さすが!
- きれい!
- すてき!
- 知らなかった!
2.感謝や労いを言葉にする
感謝の気持ちや労いの気持ちを言葉にすると、それが褒め言葉になります。
- ありがとう
- 助かるよ
- お疲れ様
- ご苦労様
- 大変だったね
まとめ
正しい褒め言葉というものはありません。
正しさばかり追いかけて、理性的になりすぎるとこころが動かなくなってしまいます。
「驚きや感動を感じ取れるこころの状態」であると、褒め言葉が自然に出るようになります。
褒め言葉が出なくなったら、こころを動かすことを意識してみましょう。
褒め上手になって、たのしい毎日を過ごしていきましょう。
この記事が、
もっと素敵な明日に向かう今日のために
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。
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