初対面の人に会うときとか初めてのことにチャレンジするとか不慣れなことをやるようなときは、不安が大きくなってしまうものです。
そして、不安が大きくなればなるほど、不安から逃げ出したくなったり、どうにかして不安を感じなくしようと気持ちを紛らわすことを頑張ったり、まるで不安が悪者かのように不安を避けようとしてしまいます。
でも、不安は避けようとしても、取り付いたように離れてくれない。
このような、不安を感じてどうしたらいいかわからないというときのために、不安の正体を知って対処する方法をお届けします。
20年間で1万人以上のお悩み解消をサポートするなかで蓄えた知恵からお届けする今回の内容は「不安は逃げようとすると追ってくる-不安の正体を知っていれば怖くない」です。
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この記事のテーマ
不安は逃げようとすると追ってくる
-不安の正体を知っていれば不安は怖くない-
1.不安になりやすい人
2.不安の正体
3.準備ができる不安と準備ができない不安
4.行動するから不安は薄まっていく
5.まとめ
1.不安になりやすい人
不安は今より先のことを考えて行動することができる人にしか感じることができない感覚です。
だから、今より先のことを考えて計画的に準備をしようとする人ほど不安になりやすいのです。
2.不安の正体
不安になるときは、これから起こるだろうと思う出来事に対応する準備ができているかを確認しているのです。
つまり、行動の準備や気持ちの準備ができているか、いろいろとシミュレーションをしているということです。
3.準備ができる不安と準備ができない不安
不安には、試験とかマラソンのタイムとかのように自分の力が結果に影響するから不安になるというものと、クラス替えとかくじ引きのように結果を自分の力でコントロールできないから不安になるというものがあります。
自分の力が結果に影響するものであれば、過去問を解いたり、練習をたくさんするなどいろいろな場面を想定しながら準備をすることができます。
だから、自分の力が結果に影響するものは準備できる不安ということです。
準備できるはずなのに準備をしていなければ、直前になって不安が大きくなってしまうのは普通のことですよね。だから、不安になりやすい人ほど、準備が大切なのです。
だから、全て準備できることばかりではないということも知っておく必要があります。
クラス替えとかくじ引きのように「結果を自分の力でコントロールできないから不安になる」というものがあります。
どんなにシミュレーションをしたとしても、結果が出るその場になってみないと何が起こるかわからない。
つまり、事前に具体的な準備をできることがないという不安です。
結果を自分の力でコントロールできないこの不安をどうにかしようとするということは、コントロールできないはずのことを自分の力でコントロールしようとすることですから、どんなに頑張ったとしても努力の無駄遣いになってしまいますよね。
この不安は、コントロールできないけどその結果を受け止める準備ができているかを確認しているのです。
4.行動するから不安は薄まっていく
不安は、これから起こるだろうと思う出来事に対応する準備ができているかを確認することで沸き起こります。
不安は今より先のことを考えて行動できる人にしか感じることができない感覚ですから、行動することでしか不安を薄めることはできません。
だから、準備が足りないと思うところを強化したり補ったりする行動をとることができるのです。
しかし、どんなに準備をしたとしても実際にその場になって結果を見るまでは不安が完全に消えることはありませんので、不安を感じたらしばらく不安と付き合っていきましょう。
5.まとめ
〔1〕これから起こるだろうと思う出来事に対応する準備ができているかを確認することで不安になる。
〔2〕準備不足を見ないようにしたり、避けようとしたりしても、準備不足なのを一番わかっているのは自分。だから不安は取り付いたように離れてくれない。
〔3〕不安は今より先のことを考えて行動することができる人にしか感じることができない感覚。
〔つまり〕ちょっと大変だったとしても行動すれば、必ず不安は薄まっていく。
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