目標達成へのステップ!成功のコツは目標の立て方!

やめなきゃいけないのはわかってる。

だけど、なかなかやめられない。

自分のことを自分でコントロールできていない感じ。

 

誰でも、こんな状態になってしまうことはあります。

 

こんな感じになってしまう理由のほとんどが、目標の立て方の失敗です。

だから、自分に合った目標を立てることさえできれば必ずうまくいきます。

 

今回は、身近な、ダイエットと禁煙で解説してみます。

1.どんな条件がそろったときに人の行動が起きやすいのか

人の行動は、気持ちに左右されます。

だから、いい気持ちになりそうなときほど自然と行動できるのですが、いい気持ちになりそうなときは、大きく2つに分けることができます。

ひとつは、望んでいることがおこりそうというとき

これはわかりやすいですよね。

褒めてもらえそうとかお小遣いをもらえそうとか嬉しいことが起こりそうといった感じです。

もうひとつは、望んでいないことを避けるとき

怒られないようにするとか、失敗しないようにするとか、望んでいない不快に感じることが起こらないようにすることで安心するといった感じです。

2.禁煙やダイエットがうまくいかない条件

「望んでいる」という言葉を並べてしまったのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、禁煙やダイエットがうまくいかないのは下のAかBにあてはまってしまったときです。

A:「望んだことがすぐに確実に起こる」×「望んでいないことがしばらくしても起こるかどうかわからない」

喜びはすぐに確実に起こるけど、不快に感じることが起こるかどうかわからないということです。

 

例えば、

たばこを吸うと喜びはすぐに確実に起こる。

だけど、病気になるかどうかはわからない。

 

好きなものを食べると喜びはすぐに確実に起こる。

だけど、太るかどうかはわからない。

 

という感じですね。

B:「望んだことがしばらくしても起こるかどうかわからない」×「望んでいないことはすぐに確実に起こる」

喜びは起こるかどうかわからないけど、不快に感じることはすぐに確実に起こると言うことです。

 

例えば、

ダイエットの成果がいつ出るかわからない。

だけど、好きなものを我慢する不快感だけは確実に起こる。

 

癌にならずにすんだという結果になるかわからない。

だけど、たばこを吸いたいイライラは確実に起こる。

 

という感じです。

3.望んだことを手に入れる目標の立て方

いい気持ちになりそうには、

1.望んでいることがおこりそうなときと、2.望んでいないことを避けるときです。

そして、そのことが起こるタイミングと起こる可能性によって、行動の起こりやすさが変化します。

行動が起こりやすい組み合わせは、

望んだことが起こる×即時×確実

望んでいないことを避ける×即時×確実です。

 

「①望んだことが起こる×即時×確実」は、何かを得るための行動になります。

「②望んでいないことを避ける×即時×確実」は、何かを避けるための行動になります。

 

どちらも行動は起こりやすくなるのですが、行動の中身が全く違うものになってしまうのです。

4.しないができたら苦労しない

人は、望んでいることと違っても、意識と労力を集中するものを引きよせてしまいます。

 

例えば、

ダイエットのために「お菓子を食べない」。

そのために「お菓子のことは考えない」と決めたとします。

このとき、頭の中にお菓子が浮かんでしまいます。

 

禁煙するために、

「タバコのことは考えない」とか、

「喫煙所のそばは通らない」と強く思うほど

タバコが頭の中に浮かんで、喫煙所が恋しくなってしまいます。

 

人が何かを禁止するためには、禁止したいことを思い描いてしまうのです。

つまり、「○○しない」という目標は、思い出したくない「○○」を引き寄せてしまうということなのです。

5.イメージトレーニング

スポーツ選手が理想のプレーをするためにイメージトレーニングをすることがあります。

何回も理想のプレーをイメージしているうちに、自然と身体が動くようになっていくというものです。

 

これは、イメージする回数が増えるほどその自分であることが普通になることを利用しています。

 

だから、

なりたくない自分をイメージすることが増えれば、その自分でいることが普通になります。

なりたい自分をイメージすることが増えれば、その自分でいることが普通になります。

 

だから、目標は、できるだけ、なりたい自分をイメージできるものにすることです。

 

「やせたい」とか「健康になりたい」では、なりたい自分のイメージが弱すぎます。

もっと具体的に、

「何キロの自分になってこんな服を着る」とか

「毎日楽しく何歳まで元気にいられるからだをつくる」

というような目標を考えてみましょう。

 

そして、こまめに自分にご褒美をあげることです。

人は、自分の頑張りを褒めてもらえたり、認めてもらえることに意欲を高めていきます。

 

それが、「望んだことが起こる×即時×確実」でもあります。

 

間違っても、目標を立てるときに「○○しない」にしないように。(「□□する」にしましょう)

 

目標ができたら、次は目標に向かう準備ですが、

長くなってしまうので、別の記事で書こうと思います。

 

この記事が、

もっと素敵な明日に向かう今日のために

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

ご訪問ありがとうございました。

 

メンタルケア

この記事を書いたのは
子育てや家族の困りごと解消から
友人、同僚
自分自身とのいい関係づくりまで
 
行動を変えて笑顔を増やす
未来に寄り添うカウンセラー
 
ほしのぶ(星野伸明) です。
 
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