人間関係についての相談で一番多いのが、「わかってもらえない」「わかってくれそうもない」ということです。相談の中身は違っていても、わかってもらえないことがきっかけとなって、「なんでわかってもらえないのかわからない」「どうしたらわかってもらえるのかわからない」「なにをしたらいいのかわからない」という「わからない」の連鎖が起こってしまっている方がほとんどです。
20年間で1万人以上のお悩み解消をサポートするなかで蓄えた知恵からお届けする今回の内容は「コミュニケーション上手になるためのコミュニケーションの心得」です。
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この記事のテーマ
コミュニケーション上手になるためのコミュニケーションの心得
1.なぜコミュニケ―ションが必要なのか
2.コミュニケーションは3部構成
①スタンス・マインド
②スキル・テクニック
③手段・ツール
1.なぜコミュニケ―ションが必要なのか
いろんな考え方をする人や、いろんな人生選択をするする人が一緒に生活することが増えたことによって、自分の考え方と違う人と出会うことが増えました。だから、積極的にコミュニケーションをとりましょうと言ってしまうと、「何を考えているかわからない人が周りにたくさんいると怖いでしょ。だから一生懸命コミュニケーションをとらないといけないんだよ」という雰囲気になってしまいます。それなので、こんなコミュニケーションはお勧めしません。
では、どんなコミュニケーションをお勧めするかというと、コミュニケーションって、もともとの意味が「通じ合うために情報をやりとりすること」なので、『お互いが安心して情報をやりとりすることができる安全な関係をつくる努力をする。この努力がお勧めのコミュニケーション』です。
2.コミュニケーションは3部構成
①スタンス・マインド
②スキル・テクニック
③手段・ツール
①スタンス・マインド
コミュニケーションは通じ合うために情報をやりとりすることですから、例えるならキャッチボールするということです。相手のことを考えて、相手がとりやすいように投げてあげることも必要ですし、少しぐらい取りづらいボールでも取る努力をすることが必要です。
この努力をしようとする気持ちが、お互いが安心して情報をやりとりすることができる安全な関係を作っていきます。
相手がとりづらいボールを投げることに一生懸命になったり、取りづらいボールから逃げ回ることに必死になるドッチボールみたいになってしまうと、通じ合うために情報をやりとりするということはできなくなってしまいますので、要注意です。
②スキル・テクニック
コミュニケーションといって、一番注目されるのがスキルやテクニックです。通じ合うために情報をやりとりするには、「発信するスキルやテクニック」「受信するスキルやテクニック」が代表的です。
なぜ伝えるとか聞くって言わないかというと、
伝えるは 相手のことを考えなくても伝えることはできてしまうので、一方的な伝え方でも「伝える」というスキルやテクニックとなってしまうから。
相手のことを考えて発信するには「どう伝わるか考える」ことが必要になります。
聞くは 聞くは自分にとって必要なことだけを聞こうとする聞き方を表す言葉だから。
相手の言いたいことを受け止めるには、相手の話を新しい情報として自分の中につくる作る聴き方が必要になります。
③手段・ツール
目的によって、使い分けることでコミュニケーションの効果が発揮されます。このことについては、『〔テレワーク初心者向け〕オンラインのコミュニケーション』で解説していますので、その記事を引用します。
コミュニケーションの方法には、これが正しいというものはありません。そのため、細かく見ていくとたくさんの方法がありますが、目的によって使い分けされている代表的な方法と、その機能をまとめたのが下の表です。
コミュニケーションの到達レベルとは、何をするためにコミュニケーションをとるのかということです。このレベルは、レベル1:情報伝達、レベル2:情報共有、レベル3:共感・一体感の3段階あります。
レベル1の情報伝達は、気持ちや考え、連絡事項などを伝えるということです。伝えることが目的なので、伝える側の都合で情報発信します。
レベル2の情報共有は、情報伝達と同じように気持ちや考え、連絡事項などを伝えますが、伝達した内容を共有することが目的なので、受け取る側の都合も考えた情報発信になります。
レベル3の共感・一体感は、伝えることに力を注がなくても、伝わってしまうという、情報伝達や情報共有とはちょっと次元が違うコミュニケーションです。このレベルは、体験を共有する、空気感を共有するといったことを通して、感じ取り合ってしまうということを目的にしています。わかりやすく言えば、コンサートをコンサート会場で見る、超一流のホテルマンの接客を受ける、目の前で料理をしてもらうといった、実体験によって五感をフル活用するコミュニケーションです。
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