「疲れたから、ちょっと休もう」と、ゆっくり休んだはずなのに「疲れがとれない…」
こんな繰り返しになっていることはありませんか?
こうなっているときは、休めるところを間違っているのかもしれません。
こんな繰り返しをしているときは、
タンパク質をいっぱい食べて空をゆっくり見上げてみましょう。
「ちょっと休もう」と言ってよくやるのが、“からだを休める”。
でも、「疲れを感じたから、からだを休める」で効果があるのは、肉体労働をしたときだけです。
そんなに大変な肉体労働もしていないのに、疲れを感じる。
それは「脳」がつくり出した疲れです。
だからそんなときは、からだを休めるより、タンパク質をいっぱい食べて空を見上げる。
これを試してみましょう。
感情が疲れをつくりだすことがある
「いいことやたのしいことがあると疲れが吹き飛ぶ」
「嫌なことがあると、どっと疲れがでてくる」
こういった表現があるように、感情が感じ方を変えることがあります。
その感情をうみだすのが、「脳」の働きです。
脳は、連続運転で働き過ぎの状態になると、ネガティブなことに敏感になります。
そのため、脳を使いすぎたときは、疲れを感じやすくなってしまいます。
肉体労働もしていないのに疲れを感じる。
そんなときは、「脳」が働き過ぎになってネガティブに対して敏感になっている可能性が高いと考えてみましょう。
そして、その疲れをとるには、脳を休めてあげるしかありません。
寝れば脳は休まる
脳を休めてあげるいちばんの方法は、寝ることです。
でも、疲れを感じるのは日中の方が多かったりします。
そして、昼間から寝ることもできないし、できたとしてもなんとなく気が引けます。
そこで、日中にできる効果的な脳の休め方。
それは、空を見上げることです。
空を見上げると、
- 胸が開いて呼吸がしやすくなります
- 胸が開くと、気持ちが前向きになります
- 呼吸がしやすいと、脳が元気になります。
そして、いちばんの効果が、
“上を向くとネガティブなことを考えるのが難しくなる”ということです。
そして、
- 気持ちを左右するホルモンをつくる材料がタンパク質。
- からだの細胞をつくっているのもタンパク質。
つまり、タンパク質をいっぱい食べている方が、
- 気持ちが安定しやすい。
- からだが修復されやすい。
だから、疲れを感じたら、タンパク質をいっぱい食べて空を見上げてみるのです。
日常には、3つの労働がある
労働という言葉を使いますが、
労働は単に仕事をするという意味ではなく、
「自分がやること全て」を表わす言葉として使います。
労働を明確に分ける基準はないのですが、
「“からだ”、“あたま”、“こころ”のどれを使う労働なのか」で、大まかに分けられています。
- 主に“からだ”をつかう労働が肉体労働 (単純労働から高度な技術労働まで幅広い)
- 主に“あたま”をつかう労働が頭脳労働 (知識を使った知的な労働のこと)
- 主に“こころ”をつかう労働が感情労働 (対人サービスなど感情を使った労働のこと)
どんな労働でも、“からだ”、“あたま”、“こころ”の3つを使っていますので、どれを多く使うのかで分けられていると考えるといいかもしれません。
労働によって疲れるところが違う
多くつかうところが疲れるのは当然のことですので、
“からだ”をつかう労働は、“からだ”を多くつかうから、“からだ”の疲れを感じやすい
“あたま”をつかう労働は、“あたま”を多くつかうから、“あたま”の疲れを感じやすい
“こころ”をつかう労働は、“こころ”を多くつかうから、“こころ”の疲れを感じやすい
ここまで、“あたま”と言ってきましたが、“あたま”とは「脳」のことです。
そして、“こころ”も“あたま”の中、つまり「脳」にあります。
だから、“あたま”の疲れも“こころ”の疲れも、「脳」の疲れということになります。
「脳」が疲れたときの対処法
日常で“あたま”をつかうことが多ければ、「脳」が疲れやすくなります。
こころをつかうことが多くても、「脳」が疲れやすくなります。
では、「脳」の疲れをとるにはどうしたら良いのでしょうか。
「脳」がつかれたときの対処法 1
目から入る情報の処理に脳の90%近くをつかっていると言われています。
だから、目をできるだけつかわない。
「脳」が疲れているときにスマホを見るのは逆効果です。
目をつぶるだけでも「脳」はリラックス状態になります。
「脳」が疲れているときの対処法 2
「脳」が疲れているときは、ネガティブなことに敏感になっているときでもあります。
だから、目をつぶると、ネガティブなことが思い浮かんでしまう。
そんなときは、
目を少しつかうけど、脳をリラックスさせられるように空を見上げてみる。
青色は、リラックスできる色。だから、晴れているときはチャンスです。
思いっきり青空を見上げてみましょう。
からだに優しいものを食べる
野菜を多くとか、糖質を少なくとか、正しいと言われている食事の方法はたくさんあります。
自分の身体に合ったバランスのとれた食事法を探すのは、
余裕と知識がないとなかなかできません。
それに、バランスというのがよくわからない。
だから、私も実践してみたのが、何を食べようか迷ったら、とりあえずタンパク質。
筋肉を作るためにタンパク質というのは有名です。
でも、タンパク質には別の役割もあります。
- からだの修復
- こころのバランスをとる体内ホルモンの材料
- 神経細胞同士をつなぐ
- 胃や腸の働きを助ける
そして、タンパク質が不足するとこんな感じになってしまうのです。
- 頭の回転が鈍くなる。
- 同じことを何度も言う
- 新しいアイデアが思いつかないなど、論理的思考ができなくなる。
- いつまでも嫌な記憶がぐるぐる回って抜け出せなくなる
一日頑張ったからだを修復するだけのタンパク質を食べていなければ、
次の日に疲れを持ち越すということが起きても不思議ではない。
だから、何を食べようか迷ったらとりあえずタンパク質。
ちなみに、今日はタンパク質が少なかったと思ったときはプロテインで補っています。
いくつか試してみましたが、おすすめのプロテインはホエイ プロテインです。
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からだは食べたもので作られる
ダイエットのためにとか、最近脂っこいものが苦手だからと、タンパク質(わかりやすく肉を想像してください)を食べることが少なくなると、筋肉が作られなくなってしいます。
こんな話をしても、「別に筋肉なんてなくてもいいし」と、言われてしまいそうですが…
なぜ、こんな話をしたのかというと、
食べたものを消化する胃や栄養を吸収する腸も筋肉でできているからです。
筋肉が減ってしまうと、消化や吸収がうまくできなくなってしまう。
つまり、筋肉が減ってしまうと、「食べているのに、からだの栄養として吸収されなくなってしまう」とても燃費の悪いからだになってしまうのです。
この記事を書きながら「お金は貯めても、疲れは溜めるな」と、
お世話になった医師に言われたことを思い出しました。
他の記事も参考にしていただけたら嬉しいです(^^)
ご訪問ありがとうございました。
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