数年前から蕁麻疹に悩ませるようになり、病院の検査で原因がわからなかったのがきっかけで、蕁麻疹の原因になる可能性のあることを調べて、自分で試しているうちにいろいろとわかってきたことがあります。
その一つが、からだに炎症を起こす食べ物があるということ。これは体調不良を引き起こす食べ物-からだに炎症を起こす〔酸化防止剤・あぶら〕-で書いたのでそちらを読んでみてください。
この記事のテーマ
元気がなくなる食べ物-疲れや眠気を引き起こす食べ物・飲み物-
1.疲れてしまうメカニズム
2.疲れを感じる食べ物と飲み物
「元気になると思って食べていたのに、逆に疲れてしまう食べ物」とは、口に入れたときに甘みを感じる食べ物です。
専門的には糖質と言うそうですが、栄養計算とかできないので、口に入れたら甘く感じるとか噛んでいると甘さを感じる食べ物は糖質があると大雑把に考えるようにしています。
甘いものは、疲れたら甘いものを食べるといいとか甘いものは脳の働きを助けるとか、甘いものを食べると幸せを感じるホルモンが出るとか、太ることを除けばからだやこころにいい影響があるものだと思っていました。
でも、自分のからだで試してみると、そうでもないのです。
食べた直後は確かに元気になったような感覚があるのですが、そのあとが結構大変なんです。からだが重いと感じたり、眠たくて仕方なくなってしまうことがあるのです。
つまり、「元気になると思って食べていたのに、逆に疲れてしまう食べ物」ということなのです。
1.疲れてしまうメカニズム
具体的な食べ物を紹介する前にちょっとだけ、疲れてしまうメカニズムの説明をさせてください。甘いものを食べた後に疲れを感じる原因を調べてたどり着いたのが、血糖値の話です。
血糖値とは血液の中の糖の濃度のことで、専門的な説明はとても大変なので簡単に説明すると、健康な人の血糖値は上がると必ず下がるということです。

ゆっくり上がればゆっくり下がるし、急激に上がれば急激に下がります。
血糖値が上がるとからだが活動的になって、下がりだすとからだの活動が低下しだします。
だから、この血糖値の山が急で大きいほどからだに負担がかかるのです。
このように血糖値が急上昇してしまう食べ物は、たくさんあるのですが、その中でも特に疲れを感じる飲み物と食べ物を1つずつ紹介します。
2.疲れを感じる食べ物と飲み物
① 果物ジュース・野菜ジュース
健康のために、果物ジュースや野菜ジュースを飲まれる方も多いと思います。私も飲んでいた一人です。朝飲んで、昼の弁当と一緒に飲んでといったことをやっていたこともありました。でも、飲んでいると太っていくのです。それになんか疲れやすくなった気がする。その時は、太ったせいで疲れやすくなったのだろうと思っていました。
果物や野菜を食べると、繊維と一緒に糖を食べることができるので、血糖値が緩やかに上昇するそうです。でも、市販の果物ジュースや野菜ジュースの多くは、食物繊維が含まれていません。それに、固形のものをかみ砕いて食べるのと、砕かれたものを飲むのでは、消化するスピードが違います。だから、砕かれたものを飲む方が血糖値を急上昇させてしまうのです。これが疲れやすくなる原因でした。
② 小麦粉
パンとかラーメンが大好きという方がいらっしゃると思います。私も大好きとまではいかないですが、好きな食べ物でした。でもある時、ラーメンを食べた後にとても眠くなることに気付きました。満腹になったせいかなと思っていたのですが、うどんを食べた後も眠くなることがあるし、パンも同じ。白米を食べた時も眠くなることがありますが、それとは比べ物にならない眠さが襲ってくるのです。
小麦粉は糖がたくさん含まれています。しかも一度粉末にされています。だから、吸収するスピードが速い。でも、白米とおかずを一緒に食べる定食のようにように、何かと一緒に食べることで、血糖値は緩やかに上昇してくれるそうです。
だから、お好み焼きのように具材がたくさん入っていればいいのですが、パンやうどん、ラーメンとなると、小麦粉の量に比べて具材が少なすぎてしまう。ちなみにてんぷらの衣もだいたい小麦粉です。
小麦粉を食べることを減らしたら、どうしようもない眠気に襲われることはなくなりました。
その後、小麦粉は調べて試すほど、からだによくない反応が出るので、小麦粉を食べることは極力減らしています。
この記事が、もっと素敵な明日に向かうことに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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