「なんだか最近、ちょっとしたことでイライラするようになった」という方から相談を受けることが増えました。
イライラしやすくなった原因は、「たぶんコロナウイルス感染症の影響。先行きの見えない不安や、行動を制約される息苦しさ、新しい生活スタイルに対する違和感などを解消できないことでストレスが溜まっているんだと思う」ということ。
確かにストレスが溜まるとイライラしやすくなります。でも、ストレス対策の専門家の視点で見ると、最近イライラしやすくなった人のイライラの原因はもっと違うところにあることが多いのです。
20年間で1万人以上のお悩み解消をサポートするなかで蓄えた知恵からお届けする今回の内容は「イライラしやすくなった原因と具体的な解消方法」です。

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この記事のテーマ
イライラしやすくなった原因と具体的な解決方法-イライラしやすくなった人の特徴と対処法-
イライラしやすくなっている人の特徴をまとめると以下の4つです。
- 目を酷使している
- 白黒思考
- 五感を使えていない
- からだが硬い
それでは、ひとつずつ説明していきます。
1.目を酷使している
脳は視覚情報の処理に脳のキャパシティーの90%を使っているそうです。だから、目を酷使しているということは脳も酷使していることになります。
(詳しくは「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術」を読んでみてください。)
在宅勤務になって、パソコンと向き合う時間が増えたのに、ちょっとした空き時間についスマホでニュースを見てしまうとか、時間を持て余してしまいついスマホでYouTubeを見てしまうなど、目を酷使してしまい、脳が休んでいる時間が減ってしまっています。
脳がオーバーワークの状態になったことで、理性を保つ脳部位の機能が低下してしまってイライラしてしまうのです。目をつぶるだけでも脳は休息モードに入るそうです。目を使いすぎていると感じたら、是非試してみてください。
2.白黒思考
白黒思考とは、100点でなければ0点と一緒という完璧を目指すような思考です。この思考になっているときは、足りないところに目が行くようになって、重箱の隅をつつくような細かいことでイライラするようになってしまうのです。
ないことを目指すのは、何か変化が起こってはいけない、変化を起こすようなことをしてはいけないと、現状に踏みとどまり耐えるような頑張りです。
行動する人と行動できない人の違い―口癖は思考の癖をつくる―
ないことを数えるのではなく、あることを数えるようにしてみると、イライラが減っていきます。ないことを数えだしたら、あることも数えるようにしてみましょう。
3.五感を使えていない
五感とは、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚のことです。視覚や聴覚は、スマホを持っていれば使うことができます。でも、味覚、臭覚、触覚というからだで感じる感覚は実体験することでしか使うことができません。ぬくもりを感じる、あつくるしい、キリッとした雰囲気、すがすがしい、沈んだ重い空気といった、その場にいれば感じることができていたはずのことを感じることができないことが続くと、見えることと聞こえることだけで全てを判断するようになってしまいます。その結果、イライラするようになってしまうのです。
からだで感じる感覚に意識を向けてみるだけで、イライラは薄らいでいきます。これを理論立ててやっているのが瞑想です。
こんなのを使ってみるのもいいかもしれません。
4,からだが硬い
以前、整体師さんの集まりで研修をさせていただいたとき、「股関節が硬くなると頑固になるんですよ」と何人もの整体師さんから教えていただいたことがあります。
からだが硬くなると、からだの血流が悪くなるから不調が作られてしまうそうなのです。
だから、首回りが硬くなると脳への血流が悪くなってしまいます。脳への血流が悪くなると、ケアレスミスが増える、集中力が低下する、前向きになりにくい、幸福を感じにくくなるなどの状態に陥りやすくなってしまいます。その結果、イライラしやすくなるのです。
下を向くことが増えると、首回りがコリやすくなります。スマホやパソコンを使った後は、上を向いて首のコリをほぐすようにしてみましょう。
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